香りが素敵なバラ ミルラ香-バラの芳香

イングリッシュローズの芳香品種モダンローズ:フルーティ香モダンローズ:ブルー香

ダマスク香ティー香ミルラ香スパイシー香 

  • バラの香りシリーズも、今回5回目になりました。バラの香りは大別して7種類とされますが、ダマスク香には、ダマスク・クラシックとダマスク・モダンがあるのですが、同じダマスク香として一括してアップしたので今回のダマスク香を含めて5種類を掲載済みになります。残るはスパイシー香です。(次回に、掲載する予定です)
  • ミルラの香りとは「ハーブのアニスによく似た香り」という表現がよく使われます。アニス特有の甘さをやや抑えて、青臭ささのある香り・・という表現が一般的ですね。もう少し身近なもので似ているものは、中華料理でよく使われる「アニスシード」のことや、他にも「ウイキョウ」や「八角」といわれると分かりやすいですね。
  • 一方では、ミルラという樹木の樹脂を原料として作られた香料のこと・・とあり、身近にはないものですね。辞書を紐解くと、没薬(もつやく)と出てきます。列記すると・・熱帯産のカンラン科の低木、コミフォラから採れるゴム樹脂。堅い塊状で黄黒色、臭気が強い。エジプトでミイラを製作する際に、防腐剤としての効能や香料として用いた。日本では、あまり馴染みが無いものですが、2~3mのトゲのある低木、大型で濃緑色の葉には芳香がある。花は白色、緑色で8月頃に開花する。果実を付ける。長くなりましたが、どうでしょうか?

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ミルラ香 お奨め品種

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エアシャースプレンデンス(Ayrshire Splendens) サイト内詳細ページへ

オールドローズ品種群の中の、エアシャー(Ayr)系統のバラです。Ayr系統とは、ロサ・アルウェンシス(Rosa arvensis)を元祖とした品種で、スコットランドのエアシャー地方で作出されたことから名付けられたものです。

エアシャースプレンデンスはカップ咲き

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オールドローズの雰囲気がある花形

フェアービアンカ(Fair Bianca) サイト内詳細ページへ

オールドローズの雰囲気がある花姿で、ロゼット咲きの中輪種です。デビッド・オースチン作出のイングリッシュローズで、強いミルラ香があります。

フェアービアンカはイングリッシュローズです

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セプタードアイル(Scepter’ d Isle) サイト内詳細ページへ

デビッド・オースチン作出のイングリッシュローズです。花形は抱え込むようにして咲くカップ咲きの中大輪バラです。もちろん強いミルラ香があります。

セプタードアイルはカップ咲きです

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イングリッシュローズの多くはミルラ香がある

アンブリッジローズ(Ambridge Rose) サイト内詳細ページへ

アプリコット色とピンク色がミックスしたような微妙な花色で、花径9cm程のロゼット咲きになります。樹形はコンパクトだが強健種で、繰り返し咲き続けます。これもイングリッシュローズです。ミルラ系の強い芳香がある。

アンブリッジローズは四季咲きです。

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グラミス キャッスル(Glamis Castle) サイト内詳細ページへ

白色の中輪サイズのカップ咲きで、花弁数が40枚以上のボリュームある花形です。1992年作出のイングリッシュローズで、ミルラ系の中香があります。

グラミスキャッスルはイングリッシュローズです

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春バラの咲く風景 (2017年5月 京成バラ園)

春の京成バラ園の風景

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