グレイス バラ-明るいオレンジ色のシュラブ系統でロゼット咲き-イパネマおやじ

グレイス ( Grace ) は、イギリスの育種家デビッド・オースチンが作出したイングリッシュローズ品種群の中の一つです。花名のGraceが優美、品位という意味なのが納得できる、花姿をしたバラですね。花弁の中心は濃いオレンジ色で、外側に向かうほど薄いアプリコット色が混ざり合う、可愛らしい花です。開花が進むとともに、シャーローカップ咲きから徐々にドーム型のロゼット咲きへ変わります。

グレイスはシュラブ系統のバラです

夏には花弁が細くなりキクのようになる

  • 数輪の房咲きになり、花つきは普通。
  • 開花しても花形がくずれにくく長く鑑賞できる。
  • 花色はアプリコットイエロー~オレンジ色の混じった微妙な色合い。
  • イングリッシュローズの品種の中でも、最も四季咲き性のあるバラで秋になっても繰り返し咲きます。
  • 耐病性は、うどんこ病には普通、黒星病には少し弱い。黒星病の予防のために10日に1回以上薬剤散布が必要。

夏になるとロゼット咲きの花弁が更に細かくなる

花弁の外側が反り返って咲きます

枝は細くて繊細で花は重さで枝垂れ気味に咲く

甘さのあるティー・ローズ香があります

バラの段落ライン大

枝が細くて枝垂れるように咲く

  • 作出国:イギリス
  • 作出年:2001年にDavid Austin が作出
  • 作出者:2005年にDavid Austin Roses Limited(USA)が品種発表
  • 系統:[ S ] シュラブ (イングリッシュローズ)
  • 交配親:AUSleep × 実生
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:ロゼット咲き
  • 花径:中輪(花弁数・41枚+)
  • 香り:強香(ティー・ローズ香)
  • 樹形:横張り性
  • 樹高:120cm
  • 撮影:花菜ガーデン 2017年5月

甘さの中にも深みがあるティーローズ香

バラ園の風景:春の花菜ガーデンにて

春の花菜ガーデンの風景

バラの段落ライン大