グラハムトーマス バラ-ピュアーイエローのカップ咲き-イパネマおやじ
グラハム トーマス (Graham Thomas) は、イングリッシュローズの中でも人気の高い品種の一つで、短く切り詰めて木立ちのように自立させるか、小型のつるバラとして、アーチやオベリスクなどに誘引してもよいでしょう。イングリッシュローズはイギリスの育種家デビット・オースチンが、イギリスの伝統を継承して作出した品種群のブランド名の総称です。
イングリッシュローズを代表する品種
- 3~5輪の房咲きになり、花つきがよい。
- 花色はピュアイエローのカップ咲き、花もちは中程度。
- 鮮やかな純黄色の輝きは、花壇の中でも引き立つ。
- 雨などでの傷みが少なく褪色の少ない強健なバラ。
- 枝が真っ直ぐに伸びて、樹勢があるのでつるバラとしても育てられる。
強いティー・ローズ系の芳香がある
- 作出国:イギリス
- 作出年:1983年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配親:Charles Austin × (Iceberg × 実生)
- 咲き方:返り咲き
- 花形:カップ咲き
- 花径:中大輪(花弁数・26~40枚)
- 香り:中香(ティー香)
- 樹形:シュラブ(木立ち・小型のつるバラ)
- 樹高:250cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2015年5月・2024年5月、神代植物公園 2022年5月
しなやかなつる樹形で小型のアーチや壁面に
バラ園の風景:春の横浜イングリッシュガーデン