人気のローズピンク～紅紫色のバラ１０-No.３　木立ち性-イパネマおやじ

• 「人気のバラ１０シリーズ 木立ち性（ブッシュ・ローズ系統）ローズピンク～紅紫色」を前回に続いて３回目を紹介します。繰り返しになりますが、木立ち性（ブッシュ・ローズ系統）とは、枝が太くて硬く、自立する性質を持った品種群のことです。
• ハイブリッドティー系統、フロリバンダ系統、ミニチュアローズ系統などの代表的なものと、一部のオールド・ローズ後期のチャイナ系統などを含め、四季咲き性のものがブッシュ・ローズのグループに分類されます。

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ブッシュ樹形は剪定で樹高の調整ができる

カウンティフェア (County Fair) → サイト内ページ

鮮明なローズピンク色の花びらと金色のしべとのコントラストが美しいバラ。花つきがよく次々と開花するが花もちはよくない。樹高１４０ｃｍ程の半横張り性。

ロマンティックアンティーク (Romantic Antike) → サイト内ページ

花弁は繊細で雨などにより傷みやすい。ドイツで作出されたハイブリッドティー系統。ピンク色のベースに軽く杏色が染まる花径１２ｃｍ程の大輪花。

ムーンシャドウ (Moon Shadow) → サイト内ページ

赤みがかった深みのある藤色で、花数が多いが花もちは普通です。香りの大賞を受賞した芳香の強いバラ。ハイブリッドティー系統の直立性の樹形はまとまりがよい。

四季咲き性の品種のほぼ全てがブッシュ樹形になる

ペーターフランケンフェルド (Peter Frankenfeld) → サイト内ページ

少し遅れて咲く遅咲き品種だが、花つきがよい。半直立性の株立ちで枝ぶりもよい樹形です。花枝が丈夫で弁質もよく花もちもよいので切り花用に適しています。剣弁高芯咲きの整った花形。

ニコル (Nicole) → サイト内ページ

ドイツのReimer Kordesが作出したフロリバンダ系統。新しいシュートの発生が少ない品種。うどんこ病には普通だが、黒星病に弱いので月３～４回の定期的な薬剤散布が必要です。

ヒストリー (History) → サイト内ページ

「つるヒストリー」は当種の枝変わり品種。強い横張り性の樹形で枝にはトゲが多い。ハイブリッドティー系統だが房咲きになる。花径１０ｃｍ程のロゼット咲き。ドイツのタンタウ社が販売。

剪定を繰り返して花を咲かせる

ザマッカートニーローズ (The McCartney Rose) → サイト内ページ

ビートルズのポール・マッカートニーの名前を冠したバラ。花弁の外側がやや淡くなり対比が美しい。ダマスク香とティー系の芳香がある。樹勢が強く、枝は太くなりよく伸長する。

ポンポネッラ (Pomponella) → サイト内ページ

濃桃色のディープカップ咲きの丸い花弁が可愛いバラ。強いリンゴのようなフルーツ香がある。数輪の房咲きになり多くの花を咲かせます。小輪サイズだがボリュームのある花形です。

ビバリー (Beverly) → サイト内ページ

花つき花もちのよい品種で、枝のトゲが少なく扱いやすい。丈夫な性質で、経年と共に枝が太り立派な株立ちになる。耐病性に優れ、特に黒星病にはとても強い。レモンのようなフルーティな香りが素晴らしいです。

マリアカラス (Maria Callas) → サイト内ページ

往年の名オペラ歌手マリア・カラスの名前を冠したバラ。ダマスク香の強い芳香がある。濃いローズピンク色の半剣弁高芯咲きで、花径１５ｃｍにも及ぶ巨大輪。樹高１２０ｃｍ以上の半直立性。