ビバリー バラ-花弁数70枚以上のボリュームのある花-イパネマおやじ

ビバリー (Beverly) は、花つきと花もちがよく70枚以上の弁数がありボリューム感のある品種です。

ビバリーは半剣弁咲きの大輪花です

張りのある花弁はピンク色の半剣弁高芯咲き

  • 1年目は、枝が細く柔らかく半つる状に伸びる。経年と共に太くなり立派な株に生長します。
  • ビバリーの枝は、トゲが少なく繊細だが経年とともに立派な株に育つ。
  • 1年目の剪定を浅く切ると、翌年はより太い枝が発生して株が丈夫になってくる。
  • 古株はベーサル・シュートが出にくく、枝が太るバラ。
  • 耐病性は、うどんこ病には強い。黒星病にはとても強い。数ある品種の中でも、強い又はとても強い品種は非常に少ないです。
  • うどんこ病対策には、月1回程度の薬剤散布をすれば、ほぼ病害は発生しない。黒星病については、薬剤散布をしなくても、ほぼ病害は発生しない品種。

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ビバリーは四季咲き性です

ビバリーは花径が10cm以上の大輪サイズ

ビバリーの樹形はシュラブ樹形の開帳タイプです

ビバリーの樹高は150cm前後です

ビバリーの枝は細くて弓状に垂れる

ビバリーの成株はベーサルシュートが出にくい

ビバリーは花弁数が70枚以上でボリュームのあるバラ

  • 作出国:ドイツ
  • 作出年:2007年
  • 作出者:Wilhelm Kordes 3世
  • 系統:[HT] ハイブリッドティー
  • 交配親:実生 × The McCartney Rose
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:剣弁高芯咲き
  • 花径:大輪(10cm・花弁数55~89枚)
  • 香り:強香(フルーツ香)
  • 樹形:シュラブ(開帳タイプ)
  • 樹高:150cm
  • 撮影:生田緑地ばら苑 2014年6月・2015年5月

1年目の枝は細くて柔らかいが経年とともに太い株になる

バラ園の風景:春の京成バラ園

春の京成バラ園の風景

園芸メモ・バラの栽培用語:摘蕾(てきらい)⇒ピンチともいわれます。ツボミが小さいうちに摘み取ること。新苗のように株全体が若く枝が充実していない苗や、元気がない苗に対して行い、枝の充実を図りましょう。開花が始まると株が体力を使うため、枝の生長が緩慢になるので、事前に対処しておくためです。

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