ロマンティックアンティーク バラ-杏色とピンク色の混じった花色-イパネマおやじ

ロマンティックアンティーク (Romantic Antike) は、オールドローズのような雰囲気がある花形です。ツボミが開くとカップ咲きになり徐々にクォーター咲きへ変化します。 

ロマンティック アンティークは半剣弁ロゼット咲き

淡いピンク色で半剣弁ロゼット咲きのバラ

  • 1~3輪の房咲きになり、花つきは普通。
  • 花もちもよく、切り花用に適しています。
  • 花弁は繊細で、雨などで傷みやすいバラ。
  • 咲き始めはカップ咲きで、咲き進むと中心部が薄く黄色くなってクォーター咲きになります。
  • 枝は真っ直ぐに伸びて、トゲが少なく扱いやすいバラです。
  • 耐病性は、黒星病には普通。うどんこ病にも普通だが、寒暖差のある時期はよく観察して管理しましょう。共に月間3~4回の継続した薬剤散布を実施しましょう。

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ロマンティック アンティークはハイブリッド・ティ系統のバラです

ロマンテック アンティークはオールドローズの雰囲気がある花形

花枝が真っ直ぐに伸びてトゲが少ないので切り花用に適する

ロマンティック アンティークは弁質が繊細で傷みやすい

杏色とピンク色がミックスした個性的な花色のバラ

葉は照り葉で厳しい日当たりが続くと葉焼けしやすい

  • 作出国:ドイツ
  • 作出年:2005年に、Tim Hermann Kordes が作出
  • 作出者:2009年に、W.Kordes ‘Söhne が発表
  • 系統:[HT] ハイブリッドティー
  • 交配親:Caramel Antike の枝変わり
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:半剣弁ロゼット咲き
  • 花径:大輪(12cm・花弁数41枚+)
  • 香り:中香
  • 樹形:直立性
  • 樹高:150cm
  • 撮影:谷津バラ園 2015年5月・10月

四季咲き性なので上手く管理すると年3~4回開花する

バラ園の風景:秋の京成バラ園

京成バラ園の風景

園芸メモ:水上げ(みずあげ)⇒切り花を長持ちさせるために、植物の吸水力を回復させ、水を吸わせること。よく似たものに、「水中で茎を折る→水折り」、「斜めに切る→水切り」、「切断面を叩いてつぶす→根元叩き」などがある。

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