エロディゴシュイン バラ-濃い桃色のカップ咲きシュラブ-イパネマおやじ

エロディ ゴシュイン (Elodie Gossuin) は、シュラブ系統のバラです。シュラブとは潅木、低木を意味するもので本来は樹形を指して使われる呼び方ですが、バラの世界では他のどの品種にも分類しにくい品種全般に使われています。半つる性のバラ、オールドローズやイングリッシュローズ、野生種の一部、オールドローズの一部などが含まれます。

エロディ・ゴシュインは四季咲き

濃桃色のカップ咲きになる

  • 数輪の大きな房咲きになり、花つき花もちがよいバラ。
  • シュートは直立状に伸びて、枝先で少し広がる。
  • 肥料を施し過ぎて、雨が降り続くとツボミのまま落ちやすくなるバラ。
  • 返り咲き~四季咲き(春と、夏または秋に開花する)
  • 耐病性は、うどんこ病には強い。黒星病には弱い。1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。。病気に強い品種でも、月間1回程度の薬剤散布をして予防対策をすることで、より順調な生長が促進されます。
  • 黒星病の防除:4月から11月の気温20~25℃くらいの時に発生する。葉に墨をにじませたような直径3cm位の病斑ができるのが初期症状。地面に近い葉から上に向かって病斑が広がり、やがて葉が黄変して落葉する。
  • 特に梅雨時や、秋の長雨の時期には注意が必要です。雨に当たると胞子が広がり、急速に感染が拡大する。一度かかると完全に殺菌するまでに大変な手間を要する。そのためには早期発見をして、病葉を摘み取り、薬剤を散布しましょう。発見したら中3日位のペースで3回を目安に行います。

段落のライン

エロディ・ゴシュインはフルーツ系の中香

エロディ ゴシュインはフルーツ系の芳香があるバラ

5輪前後の房咲きが多いですね

Massad作出のシュラブ系統

葉は肉薄気味の明緑色で多数茂ります

エロディ・ゴシュインはシュラブ系統

シュートは直立に伸長して先端で少し広がります

エロディ・ゴシュインの樹高は160cm程

成株になると寒肥を控えめに

  • 品種名:エロディ ゴシュイン Elodie Gossuin
  • 別名:エロディ ゴッシム Maselgo
  • 作出国:フランス
  • 作出年:2007年
  • 作出者:Dominique  Massard
  • 系統:[S] シュラブ
  • 交配親:
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:カップ咲き
  • 花径:中輪(花弁数・41+)
  • 香り:強香(ダマスク香)
  • 樹形:直立性
  • 樹高:90cm
  • 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2016年5月、2018年5月

ダマスク・クラシック香にフルーツ系の強い香り

バラ園の風景:春の神代植物公園

神代植物公園の風景

園芸メモ・バラ栽培用語:枝変わり⇒突然変異で遺伝子が変化して、親木とは異なる生育特性や花色になったもの。自然に発生したものと、人工的に発生させたものがある。

段落のライン