ロートケプヘン バラ-ロゼット咲きでアンティーク調の赤バラ-イパネマおやじ

ロートケプヘン (Rotkäppchen) は、深みのある赤色のフロリバンダ系統で花径は約7cm程度です。咲き方は、繰り返し咲きなので春の花後に剪定をすることで、まばらながらも秋までの間を花が咲き続けます。

ロートケプヘンは中輪四季咲き品種

弁質が優れていて花もちがよく褪色が少ない

  • 3~5輪の房咲きになり、とても花もちがよい。
  • 花つきもよく、繰り返し咲きます。(春の花後に剪定することで秋まで花を咲かせ続ける)
  • シュラブ系統のバラは、2月頃に冬剪定をします。樹高の1/2くらいの位置を目安に切り詰めます。(その際に、今年伸びて一番花を咲かせた枝を約10cm程残して剪定する)
  • 耐病性は、づこんこ病には普通。黒星病には強い。
  • 一般的な薬剤散布の頻度は月間3~4回。病気に強い品種も、月間1回程度の薬剤散布をして予防対策をしておくことで、より順調な生長が促進されます。
  • 栽培を管理する際には、大株のバラは出芽期に株内部の芽かきをして、小枝の発生を防ぎ、風通しをよくして薬剤がかかりやすくする必要があります。また、化学肥料の多用やチッ素過多の状態では、株が軟弱に育ってしまい病気にかかりやすくなります。過剰な肥料は避けて、健全な生育を促すことが大切です。

段落のワインカラー

※ バラの手入れや病害虫の対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

カップ状のロゼット咲き

花つき花もちがよい赤色バラ

ロートケプヘンは繰り返し咲き

シュラブ樹形の横張りタイプ

花つきがよく繰り返し咲きます

  • 品種名:ロートケプヘン Rotkäppchen
  • 作出国:ドイツ
  • 作出年:2002年に、W. Kordes & Sons が作出
  • 作出者:2007年に、W. Kordes ‘Söhne (Retail) が発表
  • 系統:[S] シュラブ
  • 交配親:実生 × Insel Mainau
  • 咲き方:繰り返し咲き
  • 花形:カップ状ロゼット咲き
  • 花径:中輪(9cm・花弁数・41枚+)
  • 香り:微香
  • 樹形:シュラブ (横張りタイプ)
  • 樹高:120cm
  • 撮影:花菜ガーデン 2017年5月

美しい緑色の照り葉とロゼット咲きの赤色の対比が見事

バラ園の風景:東京湾に近いバラ園にて

ロートケプヘンはシュラブ系統

園芸メモ・バラの栽培用語:お礼肥⇒バラは花を咲かせるために、多くの体力を使います。花を咲かせた後に、体力回復のために施す肥料のことを、お礼肥と呼びます。特に、一番花が咲き終わった6月頃に施すと、シュートの発生が活発になります。

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