土の基本ブレンド

土の基本ブレンドと用途に応じたブレンド

◇基本ブレンド
草花類など多くの植物の栽培のために”鉢・プランター”を使用する場合は「腐葉土4:赤玉土6」の割合が基本です。
これに元肥として、リン酸分の多い粒状の緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を規定量、土1Lに対して約3g(ティースプーンすりきり1杯)の苦土石灰を混ぜ合わせます。赤玉土の、小粒と中粒の使い分けは特にありませんが、目安として中粒は7号以上の鉢に向いています。
「配合の内訳」
腐葉土4 + 赤玉土(小粒または中粒)6の割合で混ぜ合わせた土に苦土石灰 + 元肥を加える

土 ブレンド

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◇寄せ植えの土
寄せ植えは複数の株を密植することが多いので、鉢土が乾きやすくなります。保水性を高めたいところですが、水もちがよすぎると植物が密に植わっている分、蒸れて徒長しやすくなります。そこで、水やりの回数は増えますが、軽石を混ぜて出来るだけ乾きやすい土にします。
基本ブレンドで赤玉土(小粒)を使用した場合は、軽石も小粒にして粒の大きさをそろえましょう。
また、肥料が効きすぎると草姿が乱れやすくなるので、基本ブレンドに入れる元肥の量は2/3程度にします。

土 ブレンド軽石

◇ベランダ栽培の土
ベランダや屋上では土が乾燥しやすいので、急激な乾燥を防止と、水もちをよくするために基本ブレンドに、軽量で保水性の高いバーミキュライトを混ぜます。ただし、水もちがよすぎると夏場や外壁の照り返しで、鉢の中の温度が上がりすぎることがあるので注意が必要です。

土 ブレンド・バーミキュライト

室内栽培に適した土は

・室内栽培用の土
室内で観葉植物などを栽培する場合は、カビや小バエなどが発生しないように、基本用土の赤玉土に、無菌で清潔なピートモスなどの用土を混ぜて使います。ピートモスは酸度調整済みのもの、または未調整のものには石灰を混ぜて使います。それに元肥も規定量混ぜ込みます。室内で使う鉢サイズは、土が乾きにくいので通常で使うものより一回り小さいサイズを使います。

土 ブレンド・ピートモス

◇日陰用の土
日照時間が比較的短い日陰では、鉢土が乾きにくく根の張りも悪くなります。それを補うために、土の通気性をよくするために、基本ブレンドに軽石や日向土の細粒を混ぜます。
また、6号鉢以上の場合は、鉢底石を厚めに入れて土の量を少なくします。そして、基本ブレンドに入れる元肥は規定量の2/3程度にします。

土 ブレンド軽石

◇酸性を好む植物の土
ツツジやサツキ、アジサイ(青色)、ブルーベリーなどはpH5.0前後の酸性の土が適しています。
赤玉土に酸性の鹿沼土、酸度未調整のピートモスを混ぜて使います。赤玉土の小粒を使用した場合は、鹿沼土も小粒にして、粒のサイズをそろえます。
鹿沼土は潰れて”みじん”になりやすいので年に1回は植え替えをしましょう。

土 ブレンド3種

◇根腐れした株の土
植物が根腐れを起こすと土は湿っているのに茎や葉がしおれた状態になります。これは、土の中に余分な水分が停滞して根が酸欠になり、水分を吸収できなくなるためです。放置すると枯れてしまうので、すぐに植え替えをしましょう。植え替える土は、基本ブレンドに軽石を混ぜて、通気性、排水性を高めます。軽石の大きさは、基本ブレンドに入れた赤玉土の粒のサイズに合わせましょう。
鉢のサイズは、通常より一回り小さいもの、使用している鉢より3cm小さい鉢です。元肥は必要ありません。

土 ブレンド軽石

簡単なみじんの取り除き方

・みじんを取り除く
赤玉土のみじんを取り除くには、確実にするには1mm目のフルイを通してもよいが、手間がかかるし目と土のサイズが合わない場合もあるので、袋のまま何度か軽く地面に落として、みじんを底に集めて上の土からすくって使うようにします。
注:「みじん」1mmもしくは、それ以下のふるいの目を通り抜ける極小の土のこと。花木の鉢植えなどでは取り除かないと、排水不良を起こしやすくなる。