ラッキーダック バラ-朱赤色のMin系統で整った花形-イパネマおやじ

ラッキーダック(Lucky Duck)は、ミニチュア系統で樹形は横に拡張しないで真っ直ぐに伸長します。栽培する際に直面する問題点は、ミニチュア系統に共通しているハダニと黒星病に弱いという性質にあります。

小さな鉢でも育てられ、なんとなく栽培が簡単そうなイメージがありますが意外と手間がかかる系統です。風通しと日当たりのよい場所で育てるようにしましょう。

ラッキーダックはミニバラ系統

ミニバラはハダニが大敵です

  • 耐病性は、うどんこ病には普通、黒星病には弱い。春から秋の生育期には、1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。
  • 黒星病の防除→早期発見をして、病葉を摘み取り薬剤を散布しましょう。発見したら中3日位のペースで3回を目安に行います。薬剤散布は、サプロール(成分・トリホリン)乳剤を1000倍の希釈液を、月間3~4回を目安に散布しましょう。
  • 昨年発病した株は、初春の時期から早めに防除を始めましょう。
    対策としては、耐病性のある品種を選ぶ、風通しをよくする、落ちた葉は早めに拾って処分する。

段落の仕切りライン

小輪咲きです

剣弁八重咲きです

樹高は50cmくらい

イギリスで作出されたバラ

冬の剪定は強めに半分程度に刈り込む

  • 作出国:イギリス
  • 作出年:1999年
  • 作出者:Colin Dickson
  • 系統:[Min] ミニチュア
  • 交配:
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:剣弁平咲き
  • 花径:小輪(4cm・花弁数17~25枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:半直立性
  • 樹高:60cm
  • 撮影:神代植物公園 2016年10月

水はけのよい土壌で育てる

バラ園の風景:

春の横浜イングリッシュガーデンの風景

段落の仕切りライン