ロイヤルサンセット バラ-房咲きになり多くの大輪花を咲かせる-イパネマおやじ

ロイヤル サンセット(Royal Sunset) は、淡い杏色の大輪の花が数輪の房咲きになり、花つきのよいつるバラです。シュートの発生が少なく、経年とともに生長して株元が太くなります。

ロイヤルサンセットは大輪咲きつるバラ

オレンジ色にアプリコット色を加えたような花色のつるバラ

  • 春以後もよく返り咲くが、秋になると花数は少なくなります。
  • 大輪の花が房になり、花つきがよいつるバラ。
  • 花もちは普通だが、花の開きが早く開花後には退色する。
  • 株元が寂しい場合は、冬の剪定時に強めに古株まで切り詰めるとよい。
  • 開花は伸びた枝の先端が主なので、段差をつけた剪定や誘引をするとよい。
  • 花枝は長めで、シュートの節間が長く太さは中程度だがやや堅いので無理に曲げると折れやすい。
  • 耐病性は、うどんこ病には普通、黒星病には弱い。うどんこ病の防除にも月3回以上の薬剤散布は必要でしょう。
  • 黒星病の防除⇒春の終わりや、秋季の18~25℃位が発病、進行する温度です。品種により葉の厚さにより異なりますが、この温度の状態で葉が数時間ほど水で濡れていると感染しやすくなります。
  • バラの芽出しの少し手前の時期、芽がプッとふくらんだタイミングで消毒をするのが効果的です。薬剤の内容は、月間4回行うとしたら、3回は予防薬で1回が治療薬の割合で散布しましょう。

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ロイヤルサンセットは丸弁咲き

耐病性はうどんこ病には普通だが黒星病に弱い

ロイヤルサンセットはアプリコット色とオレンジ色をミックスした花色です

つる樹形だが枝がしっかりして堅いのでアーチなどへの誘引は向かない。低めの壁面など緩やかな誘引を好みます

ロイヤルサンセットは枝を短く剪定しても開花する

ロイヤル サンセットは樹勢が強く枝も充実しやすい

  • 作出国:アメリカ
  • 作出年:1960年
  • 作出者:Dr. Dennison H. Morey
  • 系統:[LCl] ラージ・フラワード・クライマー
  • 交配親:Sungold × Sutter’s  Gold
  • 咲き方:四季~返り咲き
  • 花形:波状弁咲き
  • 花径:大輪(11cm・花弁数・17~25枚)
  • 香り:強香
  • 樹形:つる性
  • 樹高:350cm
  • 撮影:神代植物公園・バラ園 2014年6月

優れた返り咲き性で人気の高い品種

バラ園の風景:春の京成バラ園

木漏れ日の京成バラ園の風景

園芸メモ・バラの栽培用語:無農薬⇒農薬を使わずに農作物を栽培すること。

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