ダーシーバッセル バラ-深みのある赤紫色のイングリッシュローズ-イパネマおやじ
ダーシーバッセル ( Darcey Bussell ) は、花径はそんなに大きくはないが次々とツボミが上がって咲かせ続けます。Austin 社のイングリッシュローズの中でも、最も耐病性の優れている品種の一つとされています。
春の花後はシュートを伸ばすので枝の整理をする
- 3~5輪の房咲きになり、花付きはよい。
- 樹形は横張り性だが、まとまりのよい株立ちになる。
- 花名は、英国ロイヤルバレエ団のバレリーナの名前に因んでいます。
- シュラブ系統のバラは、3年目までは同じ枝によく花をつけるが、4年目になると花数が減るので、冬季の間に4年目の枝を切り取り、新しくシュートが発生するように促します。
- 冬季の休眠期に入ったら土を替えて元肥を施しておきましょう。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。
- 薬剤散布について→バラの栽培をする時に、最も悩みが多いのが、うどんこ病と黒星病の防除です。月間3~4回以上の定期的な薬剤散布は必要。病気に強い品種も月間1回程度の薬剤散布をしておくことでより順調な生長が促進される。
クリムゾン色の花色が散る直前に魅惑のフジ色に染まる
- 品種名:ダーシーバッセル Darcey Bussell
- 作出国:イギリス
- 作出年:2005年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配親:実生 × 実生
- 咲き方:四季咲き
- 花形:ロゼット咲き
- 花径:中輪(花弁数41枚+)
- 香り:中香(フルーツ香)
- 樹形:シュラブ
- 樹高:120cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年5月、京成バラ園 2023年5月
イングリッシュローズの赤色系の中で病気に強い品種の一つ
バラ園の風景: