ユキヤナギ 季節の花-早春から咲く白色の花木-イパネマおやじ

ユキヤナギ (Yukiyanagi)は、白色の小花が開花すると、柳に似た葉の枝先が枝垂れるようになり、あたかも枝に積もった雪のように見えることから名付けられたそうです。花は、花径6~8mmの白い小花ですが、とても花付がよく早春に咲く花として人気があります。

ユキヤナギ

樹高が高くなるので地植えで栽培する

  • 分類:バラ科シモツケ属 / 原産地:中国
  • 別名:コゴメバナ(漢字表記:小米花)
  • 学名:Spiraea thunbergii
  • 英名:Thunberg’s meadowsweet
  • 園芸分類:落葉低木 / 耐寒性(強い)、耐暑性(強い)
  • 草丈・樹高:100~200cm
  • 苗の植え付け:2月中旬~3月、10月~11月
  • 株分け:2月中旬~3月、10月~11月
  • 挿し木:3月、花後の5月中旬~6月
  • 開花期:3月~4月
  • 栽培方法:地植え、生垣、公園樹 ※記載している各適期は温暖地(中間地)での目安です。(寒冷地、暖地では、環境に合わせた栽培を確認してください)

段落のライン大

  • 特徴
  • ユキヤナギは、本州東北地方南部以南の太平洋側、四国、九州の海岸の岩場などの岩礫地に広く分布しています。春になると前年枝に散形花序を見せ、花径6~8mmの白色の小さな5弁花を咲かせます。
  • 白色の美しい小花を多数咲かせる花木として、古くから生垣や公園樹として広く栽培されています。ユキヤナギという花名は、白色の小花が開花すると、柳に似た葉の枝先が枝垂れるようになり、あたかも枝に積もった雪のように見えることに由来しています。そのシンプルな美しさは、海外でも人気の高い樹木です。

バラ科の草花です

  • 適応(ハーブ、漢方としての適用)/ 料理・飲み物で楽しむ
  • なし
  • 用土
  • 地植えの場合、植えつけの1週間程前に、土壌改良用の完熟堆肥や腐葉土を(1㎡当り2~3kg)混ぜ込んでおきます。(それでも水はけが悪い土壌は川砂を混ぜ込む)
  • 肥料 
  • 地植えの場合、定植後の追肥は、1月~2月、花後の5月です。緩効性化成肥料か骨粉入り固形油かすを置肥します。
  • 追肥の際は、植物の根や葉に直接肥料が触れないように注意しましょう。

ユキヤナギは低木です

日当たりと風通しのよい場所を好む

  • 苗の植え付け
  • 適期は、2月中旬~3月、10月~11月です。
  • 地植えの場合、「用土」と「肥料」の項目で準備しておいた先程の土壌に植え付けます。根鉢の2倍の深さと直径2.5倍の植え穴を掘り上げます。根を傷めないように根鉢を軽く崩しながら、古い土を落としてから植え付けます。土と根をなじませて定植したら、植え付け直後にタップリと水を施します。
  • 株分け
  • 適期は、2月中旬~3月、10月~11月です。
  • 株を堀り上げたら、個々の株に枝が4~5本付くように切り分けます。とても丈夫なので、よく根付きます。
  • 挿し木
  • 適期は、3月、花後の5月中旬~6月です。枝先を8~10cmの長さで切り取り挿し穂にします。(挿し木:サイト内 詳細ページ

開花期は春です

寒さ対策は特に必要ない

  • 水やり
  • 地植えの場合、定植後に根付いたら基本的には必要ありません。
  • 手入れ
  • 剪定→適期は、花後の5月~6月です。花芽は、今年伸びた細い枝の葉脇に付き翌春に開花します。強めの剪定をする際は、花後に行いましょう。冬の剪定は、伸びすぎた枝を切り戻して樹形を整える程度の軽めにしましょう。
  • 病気→うどんこ病
  • 害虫→カイガラムシ
  • 日当たり
  • 日当たりと風通しのよい場所を好みます。

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