オダマキは、北半球の温帯地域を中心に約70種が分布するキンポウゲ科の多年草です。開花期は、4月中旬~6月上旬で草丈20~30cmの茎頂部に3~8cmの花を咲かせます。(草丈、花径は品種により異なるが平均的な目安です)花形は縦長で下垂して開き、花弁と共に大きく広がった萼片を持つ種が多いです。花色は、白、黄色、薄紫色、濃紫色、赤褐色など多くの色合いがあり観賞価値の高い花です。

オダマキはキンポウゲ科の花です

春になると可憐な花を咲かせる

  • 分類:キンポウゲ科オダマキ属 / 原産地:アジア、中央ヨーロッパ、北米など北半球の温帯地域
  • 別名:(漢字表記:)
  • 学名:Aquilegia
  • 英名:
  • 園芸分類:多年生草本 / 
  • 草丈:20~30cm
  • 開花期:4月中旬~6月上旬 /
  • 栽培方法:地植え、鉢植え

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  • 特徴
  • オダマキの仲間は、日本、アジア、ヨーロッパ、北米など北半球の、主として温帯地域に約70種が分布する多年草です。一般的に栽培されているのは、ミヤマオダマキの近縁種群とセイヨウオダマキの近縁種グループが中心です。更に、この代表的な2つを親として、数多くの園芸品種が作出されています。
  • 近縁種
  • オダマキ(Aquilegia flabellata)→アジア、中央ヨーロッパ、北米など北半球の温帯地域に分布する。草丈30~40cmの多年草。開花期は4~5月、花色は白、紺碧色。葉は根出葉で長い葉柄を持つ。
  • ミヤマオダマキ(A. flabellata var. pumila)→ヤマオダマキと共に日本原産は2種あり、その一つです。多年草で、高山地帯を中心に岩石地に自生が見られる。草丈15~25cm、花茎の先端に花径3~4cmの青色の花を2輪程つけます。開花期は7~8月、葉は根出葉で長い葉柄を持ちます。
  • カナダオダマキ(A. canadensis)→アメリカ~カナディアンロッキー周辺の原産の多年草。草丈40~60cm、茎や葉には白い短毛で覆われる。開花期は4~5月、茎頂部に長い釣鐘形の赤褐色と黄色の花を2~3輪つけて下垂する。花弁は黄色で5個、萼片は赤褐色5個。セイヨウオダマキとの交配で、多くの園芸品種を作出している。
  • セイヨウオダマキ(A.valgaris )→ヨーロッパ原産の多年草。草丈30~50cm、オダマキに似た茎が真っ直ぐに伸びる。開花期は5~6月で、花径4~5cmの花を多数咲かせる。花色は白、黄色、桃色、青紫、赤色など。
  • ヤマオダマキ(A. buergeriana)→日本原産のオダマキ。北海道、本州、四国、九州の草地や山地の林縁などの広い範囲に自生している。草丈40~70cm。開花期は6~8月、花径8~10cmで、中心が白の花弁に赤褐色の萼片を持つ。葉は根生葉。

園芸用語:根生葉(こんせいよう)=根出葉(こんしゅつよう)と同意語→地上茎の基部に付いた葉のこと。地中の根から葉が生じているように見える。

オダマキは多年草です

花は中央にあり外側に大きな萼片を持つ

  • 適応・(ハーブ、漢方としての適用) / 料理・飲み物で楽しむ
  • なし
  • 用土  水はけのよい土壌を好みます。
  • 鉢植えの場合、市販の草花用培養土(ミヤマオダマキは、山野草の培養土を使う)または赤玉土(小粒)7:腐葉土3:の割合で混ぜ込んだ土を使います。
  • 地植えの場合、掘り上げた土に対して腐葉土2~3割を混ぜ込んで、植え穴に戻します。(水はけが悪い土壌なら川砂を1~2割混ぜ込む)
  • 肥料
  • 鉢植えの場合、植え付けの際に用土の中に元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。定植後の施肥は、3~4月と、秋は9月下旬~10月下旬、月3回液体肥料を施すか緩効性化成肥料を置肥します。
  • 地植えの場合、植え付ける前に元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。定植後の施肥は、3~4月と、秋は9月下旬~10月下旬、固形の骨粉入り油かすをバラまきます。
  • 置肥をする際には、株元は避け枝先の端下の地表部に撒きます。

  • 植え付け
  • 苗の植え付け適期は、春が2月下旬~3月、秋が9月下旬~10月です。
  • 「用土」と「肥料」の項目で準備しておいた土壌に、植え付けていきます。
  • 鉢植えの場合、鉢底石を敷き、ゴボウ状の根茎をもつ種は、特に根鉢を崩されるのを嫌うので、丁寧に植え付けます。植え付け直後にタップリの水を施します。
  • 地植えの場合、根鉢の2倍の深さと直径2.5倍の植え穴を掘り上げます。定植したら、用土と元肥を混ぜ込んで用意しておいた先程の土を植え穴に戻します。植え付け直後にタップリと水を施します。
  • 植え替え
  • 植え買え適期は、春が2月下旬~3月中旬、秋が9月下旬~10月中旬です。
  • 鉢植えの場合、根詰まりを防ぎ通気をよくするために鉢から根が伸び出てきたら、、年に1回を目安に行いましょう。ゴボウ状の根茎をもつ種は、特に根鉢を崩されるのを嫌うので、丁寧に新しい用土と元肥を入れた一回り大きな鉢に植え替えます。オダマキは数年経つと、よい花が咲かなくなるので、新しい苗を購入するか、タネまきで更新するのがよいですね。
  • 地植えの場合、基本は必要ありません。

オダマキは草丈20~30cm

タネまきと株分けで増やします

  • 増やし方
  • タネまきで増やす→適期は、4~5月です。春にタネまきをすると、翌年の春に開花します。タネが堅いので、一晩水に浸してからまきます。好光性なので覆土はしないで、タネが風で飛ばないよう水まきしておきます。発芽まで数週間かかるので、薄い布か新聞紙を被せて乾燥しないように管理します。本葉が3枚程になったら、ポットに移して仮植えます。ポットに仮植えした状態で、明るい風通しのよい日陰で夏を越して、涼しくなった秋に植え付けます。
  • 株分けで増やす→適期は、春が2月下旬~3月中旬、秋が9月下旬~10月中旬です。植え替えと同時に作業しましょう。肥大した根茎を、鋭利なナイフなどで切り分けます。(切り口には殺菌剤か癒合剤を塗布する)
  • 水やり
  • 鉢植えの場合、土の表面が乾いたらタップリと水を施します。
  • 真夏は夕方に、鉢中と鉢の外側全体にタップリと水をかけて夜間温度を下げるようにします。通常の季節は朝方に施しましょう。
  • 地植えの場合、基本的には必要ありません。

オダマキは春に咲く花です

  • 手入れ
  • 花がら摘み・花茎切り→花後の枯れた花茎は早めに切り取ります。
  • 種子(タネ)の採取→花後の6~7月に、花後にできた鞘が茶色くなったら、採取の適期です。花茎ごと切り取り種を採取します。スグに採りまきをすると発芽率が高いですが、冷蔵庫で保存して翌年の春にまいてもよいです。
  • 病気→うどんこ病
  • 害虫→アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ

※ ハーブの栽培手入れ→トップページ「ハーブ植物の栽培上手」をクリックしてください。

  • 日当たり
  • 日当たりのよい場所を好みます。
  • 半日陰でも育つが、花つきが悪くなるので午前中は日に当てましょう。
  • 西日や真夏日の直射に当たるのを避けましょう。鉢を移動してやりましょう。

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