ユーカリノキ ハーブ-オーストラリアを中心に分布する高木-イパネマおやじ

ユーカリノキ (Tasmanian blue gum) は、オーストラリアの原住民アボリジニの伝統的な薬草です。豊富に含まれる揮発性オイルが非常に強い殺菌力などを発揮します。

ユーカリノキ

コアラの主食として有名なハーブ

  • 分類:フトモモ科ユーカリ属 / 原産地:オーストラリア
  • 学名:Eucalyptus globulus
  • 別名:ユーカリプタスグロブルス (和名:ユーカリノキ)
  • 常緑高木・半耐寒性(~-10℃) / 草丈:品種によっては原産地では50m以上に成長
  • 開花期:5月下旬~8月 / 栽培方法:地植え、鉢植え
  • 特徴
  • オーストラリア原産の高木で近縁種は数種ありますが、日本では一般的にはタスマニアブルーガム(Tasmanian blue gum)を、指している事が多いです。
    コアラの食用として有名ですが、全てのユーカリが食べられるわけではなく、600種類ある仲間のうちの数十種類が食用になるそうです。
  • オーストラリアでは、50mを超えるものも多数あります、日本でも育ちますが樹高は、原産地のユーカリほど大きくなりません。幹はなめらかで褐色から青みを帯びた灰色で葉は樟脳様(カンファー)の芳香を持ち、白色の花を1~3個葉腋につけます。
  • レモンユーカリは芳香のある葉がポプリに使われます。銀白色の円形の葉が珍しいので、庭植えやプランター植えにして人気の高いギンマルバユーカリなどが多く栽培されています。
  • 近縁種
  • ユーカリグーニー(E. gunnii)→品種改良の交配親にされています。
  • レモンユーカリ(E. citriodora)→葉や若枝に、柑橘系の強い香りを持つ。
  • タスマニアスノーガム(E. coccifera)→葉はペパーミントの香りがします。

オーストラリア原産

世界各地で最も広く栽培されている樹木の一つ

  • 適応
  • 花粉症、インフルエンザなどの炎症(充血、鼻水)、気管支炎、副鼻腔炎、頭痛、糖尿病
  • 【外用】打撲、捻挫、筋肉痛、やけど
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • なし
  • 用土
  • 水はけの良い土が適します。腐葉土3:赤玉土7の割合で混ぜた土を用いてみました。
  • 肥料
  • 肥料はさほどたくさん必要ありません。
  • 地植えの場合は、生育期に固形の肥料を株元に施します。
  • 鉢植えの場合は、植え付ける時に、土に粒状の固形肥料を混ぜ込んでおけば充分です。
  • タネまき
  • タネまきの適時期は、4月~5月です。
  • タネまきは可能ですが、日本でユーカリを育てるのにはタネまきはあまり一般的ではありません。苗から植える方が、育てやすいといわれています。
  • 実勢は春~秋にかけても、発芽適温が20℃前後であれば可能です。秋にも種をまくことができますが、この時期、苗が小さいうちは、特に寒さに弱いので冬を越すために防寒が必要です。
  • 移植を嫌うので、小さめのポットなどに直まきして本葉が4枚ほどになったら、鉢に植え替えてその後の生長に合わせて、鉢の大きさをかえてやります。
  • 苗の植え付け
  • 適期は暖地で4~6月です。
  • 生長してからでは根付きにくいので、幼苗期に早めに植えつけましょう。

ユーカリ油が採れる

  • 挿し木
  • 時期は6月~7月です。
  • その年に伸びた新しい枝先を約10cmくらいに切り取り、水分が蒸発しないように下の部分の葉を取り除きます。挿し木に使う枝は、形がしっかり整って大きく成長しているものを使います。
  • 切り口を、一晩水に漬けてから土壌にしっかり挿します。そのままの状態で2~3ヶ月の間、育苗して少し引っ張ってみて根が張っているのを確認したら、鉢に植え替えます。
  • 株分け
  • 移植を嫌うので適しません。
  • 植え替え
  • 適時期は4月~8月上旬です。
  • 鉢植えの場合は、2~3年に1回は植え替えをしましょう。
  • 水や肥料を吸う細根の発生を促すために、鉢から抜いた株は土をほぐして長く伸びすぎた根や太い根を切り詰めてから一回り大きな鉢に植え替えます。
  • 地植えの場合は、植え替える必要はありません。

フトモモ科

ハーブの仕切りライン

葉からユーカリ油が採れる

  • 水やり一年を通して、やや乾燥気味に育てます。
  • 生育期は土の表面が乾いたらタップリと水を与えましょう。
  • 冬はほとんど生長しませんので土の表面が乾いてから、2~3日してから水やりを行います。
  • 手入れ
  • 原産地ほどは大きくなりませんが、それでもみるみる間に大きく育ち3~4m位にはスグになちます。
  • 小さく育てたい場合は鉢植えにします。予想以上に大きくなる木なので、高さを低くおさえたい場合は春~秋の生育期に摘心を行います。コンパクトに収めた場合は、水や肥料を控えて、イジメ気味に育てます。性質は丈夫なので、少し厳しく育てても枯れることはありません。
  • ぐんぐん伸びる枝は、こまめに少しずつ切って利用します。10~11月には、冬に備えて剪定してやることで収穫も兼ねます。

※ ハーブの栽培手入れ→トップページ「ハーブ植物の栽培上手」をクリックしてください。

  • 収穫
  • 10~11月になると、冬に備えて、枝を剪定して収穫をします。ドライにしたりエッセンシャルオイルを抽出しても良いですね。その他にフラワーアレンジや、ドライのリースなども素敵です。
  • 日当たり
  • 日当たりのよい場所で、出来るだけ日に当てて育てますが半日陰の場所でも問題なく育ちます。
  • レモンユーカリのように耐寒性がなく冬でも5℃以上の気温が必要な種類は、冬場は室内に取り込んで育てましょう。

ハーブの仕切りライン