ミラト バラ-桜のような花姿で修景バラとして人気-イパネマおやじ

ミラト (Mirato) は、10輪以上の房咲きになり満開になると株全体を覆いつくすほど花つきがよいですよ。開花してからの花もちは1週間くらいで普通。

ミラトは濃いピンク色の中輪サイズの花径です

ローズピンクの小振りで可愛い花弁はまるで桜のよう

  • 地面を覆うように元気よく茂るので、グランドカバーとしても利用されている。
  • 5月下旬頃からようやく咲き始める、少し遅咲きの品種です。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回以上の定期的な薬剤散布は必要です。薬剤散布の注意点:バラの病気に同じ薬剤を使用し続けていると効きにくくなる場合があります(薬剤耐性菌の出現)。
  • 回避するためには、種類(作用性)の異なる殺菌剤のローテーション散布が必要です。(通販などで購入する前に、薬効をよく確かめましょう)

段落の仕切りライン大

※ バラの手入れや病害虫の対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

ミラトは樹高が200cm程に伸長する

夏季になると花つきがよくないが、秋になると再び勢いよく多くの花をつけます。

ミラトの花形はサクラの花に似ていますネ

半つる性のシュラブ系だが、しっかりと枝が自立して横張り性が強い!

ミラトは黄色の長いシベが花色との対比で映えます

花弁の黄色が目立ちますね。ピンクと黄色のコントラストが美しい!

ミラトは花つき、花もちのよい品種です

花がら摘みをしていたら、体中を蚊にさされてしまった。葉の数も多く茂みになっているので蚊が多いのです。

ミラトはシュラブ樹形の横張りタイプですね

一枝に10~25輪もの花をつけ房咲きになる多花性のバラ

  • 作出国:ドイツ
  • 作出年:1990年
  • 作出者:Hans Jürgen Evers が作出 (Tantau Roses)
  • 系統:[S] シュラブ
  • 交配親:実生 × Rosali 83
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:半剣弁高芯咲き
  • 花径:中輪(6cm・花弁数17~25枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:シュラブ樹形(横張りタイプ)
  • 樹高:100cm
  • 撮影:相模原北公園 2014年10月

花弁の直径は8cm程で花壇の前面に植えると映える

バラ園の風景:春の横浜イングリッシュガーデン

バラ園の風景

園芸メモ・バラの栽培用語:ダブルセンター⇒通常、バラの花は1つの中心部を持ち花弁が巻かれるような形だが、何らかの原因で中心部が乱れ、渦の中心が2つに分れしまったものをいう。発生する原因は、開花時の肥料過多であることが多いため、発生した場合は肥料の量や施す時期を調整する必要がある。

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