ボレロ バラ-ツボミから満開への過程で花色の変化が美しい品種-イパネマおやじ

ボレロ (Bolero) は、フロリバンダ系統の品種が多数ある中でも、最も人気の高い品種の一つです。人気の理由は、開花をすると徐々に花色が変化していく過程の、微妙な色合いが素晴らしいのです。

ボレロはフロリバンダ系統です

花芯が淡いサーモンピンクのバラ

  • 枝数が多く、とても花つき花もちがよいバラ。
  • 枝は堅くて細めで、ブラインドしにくい。
  • 生育は緩いが、やがて株は大きく生長する。
  • 成株になるとベーサルシュートが出にくくなる。
  • 耐寒・耐暑性に優れている。
  • 耐病性は、うどんこ病には強い。黒星病には非常に強い。月間1回程度の薬剤散布をすることで、より順調な生育が期待できる。

段落の仕切りライン大

※ バラの病害虫の防除対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

ボレロは白色のロゼット咲きです

ボレロの花径は約10cmですよ

ボレロは半横張り性の樹形です

ボレロは白色から徐々に淡いピンク色がかすかに入る

病気に強く、コンパクトな樹形で鉢植えにも適する

  • 作出国:フランス
  • 作出年:2004年に、Jacques Mouchotte が作出
  • 作出者:2004年に、Meilland International が発表
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配親:Kimono × Sharifa Asma
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:ロゼット咲き
  • 花径:大輪(10cm・34~89枚)
  • 香り:強香(フルーツ系)
  • 樹形:半横張り性
  • 樹高:180cm
  • 撮影:京成バラ園 2014年10月

ボレロは成株になるとベーサル・シュートが出にくくなる

バラ園の風景:横浜・山手111番館のバラ庭

バラ園の風景 山手111番館

園芸メモ・バラの栽培用語:自家不稔性⇒自分の花粉が自らの雄しべに付いても受精せず、結実しないこと。対策は、似た種類の別の個体を近くに置くとよい。

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