つるコンフィダンス バラ-開花するときの気温によって微妙に花色が変化-イパネマおやじ

つる コンフィダンス (Cl Confidence) は、HT種 コンフィダンスの枝変わりです。開花する際の気温により、花色の濃淡がある個性的な品種です。

つるコンフィダンスは返り咲き品種

淡桃色のデリケートな色調のつるバラ

  • 淡桃色の花色は、気候や肥料などの違いにより変化するバラ。
  • 1輪咲きで、花つきは普通のバラ。
  • 花弁は雨などにより傷みやすい。
  • 少し寒さに弱く、温暖な場所の方が花弁が大きくなりよい花が咲く。
  • 耐病性は、うどんこ病に弱い。黒星病には普通。黒星病の定期的な薬剤散布も欠かせません(月間3~4回以上)

※ バラの手入れや病害虫の防除⇒トップページ「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

  • うどんこ病の防除→うどんこ病は、生きた植物にしか寄生しません。植物にカビの菌が住みついて葉っぱが白くなる病気です。5~6月、9~10月頃に発生しやすく、ほとんどの植物が発症する可能性があります。
  • カビが繁殖して白くなった部分は光合成を上手く行えないので、放置しておくと葉が枯れ、繁殖した菌が他の植物へ移り被害が悪化します。
  • 発見したらすぐ病気の部位を取り除き、対処薬剤を3日間隔で、3~4回繰り返します。もし病気の拡大が治まらない場合は、感染した部位と込み合っている枝葉をを刈りとって、風通しをよくします。
  • うどんこ病は、自然治癒する病気です。初期段階であれば、重曹などを溶かした水を散布することでカビの繁殖を抑え、自然治癒を促すことができます。特に夏や冬の期間は治癒力が高くなるので見つけ次第駆除していきましょう。

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つるコンフィデンスはつる性のバラです

つるコンフィダンスは大輪サイズの花

つるコンフィダンスは丸弁高芯咲きの花形です

つるコンフィデンスの枝は250cm以上にも伸長する

つるコンフィダンスはやや早咲き性

つるコンフィダンスは樹勢が強い

甘くて上品な芳香がある

  • 作出国:ベルギー
  • 作出年:1961年
  • 作出者:Ignace Hendrickx
  • 系統:[Cl HT] クライミング・ハイブリッドティー
  • 交配親:HT種 Confidence の枝変わり
  • 咲き方:返り咲き
  • 花形:半剣弁高芯咲き
  • 花径:大輪(13cm・花弁数17~25枚)
  • 香り:強香
  • 樹形:つる性
  • 樹高:250cm
  • 撮影:神代植物園バラ園 2015年5月

桃色にクリーム色で微妙なグラデーションのバラ

バラ園の風景:横浜・山下公園にて

早春の山下公園にて

園芸メモ・栽培用語:親株⇒挿し木をするときの、挿し穂をとる株のこと。

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