つるクリムゾングローリー バラ-王道ともいえる花形と芳香が魅力-イパネマおやじ
つるクリムゾン グローリー (Cl Crimson Glory) は、Wilhelm JH Kordes Ⅱ によって作出された、ハイブリッドティー系統の「クリムゾン グローリー」の枝変わりです。赤紫色の大輪の花弁は、ベルベットのような光沢があり、赤バラの王道ともいえる品種。
黒紅色で抱え咲きの大輪花を多数咲かせる
- 20世紀半ばに作られたバラの中でも、最も人気の高かったバラの一つです。
- 花枝が短く花つきがよく、前年枝の節々に多くの花が咲きそろうと、圧巻の華やかさです。
- 抱え咲きで大振りの花を、たくさん咲かせる様は見事です。
- つるクリムゾン・グローリーの最大の魅力の一つが、強いダマスク香です。
- 耐病性は、うどんこ病には弱い。黒星病には普通。うどんこ病対策として月4回以上の薬剤散布が必要です。
- うどんこ病の防除⇒うどんこ病は植物全般にかかりやすい病気です。防止するためには、 花や葉っぱが白くなるので、定期的に様子を見ていれば、早期発見ができる病気でもあります。うどんこ病を見つけたとき、すぐに対処できるように対処法や薬剤などを普段から準備しておくと花も安心して咲かせることができます。
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1年で200cm以上も伸長します
- 作出国:アメリカ
- 作出年:1941年に、Millar Bros.(南アフリカ)。1944年に、Richadson。1946年に、Antonio Naungayan。それぞれが発見した。
- 作出者:1946年に、Jackson & Perkins Co. が発表
- 系統:[Cl HT] クライミング・ハイブリッドティー
- 交配親:Crimson Glory の枝変わり
- 咲き方:返り咲き
- 花形:抱え咲き
- 花径:大輪(13cm・花弁数・17~30枚)
- 香り:強香(ダマスク香)
- 樹形:つる性
- 伸長:400cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2014年6月・2017年5月
1940年代当時は世界中で最も人気のあったバラの一つ
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:オープンガーデン⇒前庭に垣根や塀などを設けないで、家から道路に至るまでを開放的に作られた花壇のこと。