伊豆の踊り子 バラ-遅咲きで濃い黄色のロゼット咲き-イパネマおやじ

伊豆の踊り子 ( Izu no Odoriko ) は、樹形全体の雰囲気がオールドローズの雰囲気がある品種です。パリ市の技術協力によりパリ・バガテル公園の姉妹園として、静岡県河津町の河津バガテル公園が建設され2001年に開園しました。これを記念してパリ・河津友好の証として贈呈されたバラが伊豆の踊り子です。

伊豆の踊り子は開花が進むとロゼット咲きに変わりますね

黄色のバラ

伊豆の踊り子は鮮やかな黄色の花

  • 花形は半剣弁咲きから、株が充実してくると徐々にロゼット咲きへ変わる。
  • 黄色系のバラは、ほとんどが早咲きですが、この花は数少ない遅咲き品種です。
  • 伊豆の踊り子は、4~6輪の房咲きになり、花つきがよく春から秋まで次々と花を咲かせます。
  • 海外では、カルト・ドールという流通名です。
  • 耐寒・耐暑性に優れている。厳しい環境でも生育するバラ。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。それでも月間1回程度の薬剤散布をしておけば、より順調な生育が期待できます。

伊豆の踊り子はツボミの段階ではフロリバンダ系統らしい花形です

フロリバンダ系統

株が充実するとロゼット咲きになるんですね

フランスで作出

伊豆の踊り子は半直立性の樹形です

バラの仕切りライン大

フランスから河津バガテル公園に寄贈された

  • 作出国:フランス
  • 作出年:2001年
  • 作出者:Alain Meilland
  • 系統:[ F ] フロリバンダ
  • 交配親:
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:半剣弁咲き~ロゼット咲き
  • 花径:中大輪(花弁数・17~40枚)
  • 香り:中香
  • 樹形:半横張り性
  • 樹高:130cm
  • 撮影:生田緑地ばら苑、京成バラ園 2014年6月、神代植物公園 2022年5月 

半横張り性の大株に生長する

バラ園の風景:

相模原北公園・バラ園の風景

バラの仕切りライン大