• アヤメは、アヤメ科アヤメ属の多年草です。よく似ていて違いと見分けがつき難い、菖蒲(あやめ)、菖蒲(しょうぶ)、杜若(かきつばた)があります。いずれも同じアヤメ科アヤメ属なのですが、混乱してきますよね。詳細は「近縁種」の欄をご覧ください。
  • 草丈30~60cmで、葉は剣状の鮮やかな緑色、初夏の頃に花茎の先端に花径8~10cmの1輪花を咲かせます。花弁を構成する、外花被(萼)は3枚で外側に垂れ下がり、これに対して内花被(花弁)は小さくて直立します。花被の基部に網目模様が入るのが最大の特徴です。盆栽仕立てにすると、この花のよさが一段と引き立ちますよ。

アヤメは多年草です

花弁の基部には網目模様が入る

  • 分類:アヤメ科アヤメ属 / 原産地:日本、中国北部、朝鮮半島、シベリア
  • 別名:
  • 学名:Iris sanguinea
  • 英名:Iris
  • 園芸分類:多年生草本 / 
  • 草丈:30~60cm
  • 開花期:5月
  • 栽培方法:地植え、鉢植え、盆栽

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  • 特徴
  • 万葉の時代より、「アヤメ」は存在していて、サトイモ科の石菖(セキショウ)のことだったようです。古来よりアヤメとショウブは区別されておらず総称として「アヤメ」と呼ばれていたようです。個々に識別して、呼ばれるようになったのは江戸時代に入ってからとされています。
  • アヤメ科アヤメ属は北半球に約300種類が分布しています。園芸品種として観賞用に栽培されるものを流通上では総称で「アイリス」と呼んでいます。代表的なものには「イングリッシュアイリス」、「ダッチアイリス」、「ジャーマンアイリス」があります。
  • 日本原産の「アヤメ」、「ハナショウブ」、「カキツバタ」や中国原産の「イチハツ」もアヤメ属の仲間です。
  • 近縁種
  • アヤメ(菖蒲)Iris sanguinea→畑などの乾燥地で育つ。草丈30~60cm。花弁の大きさは、仲間の中では小輪サイズ。花弁の基部に網目模様が入る。
  • ハナショウブ(花菖蒲)Iris ensata→畑などの乾燥地、又は水辺でも育つ。草丈80~100cm。花弁の大きさは、仲間の中では大輪サイズ。花弁の基部に黄色の目形の模様が入る。
  • カキツバタ(杜若)Iris laevigata→水辺で育つ。草丈50~70cm。花弁の大きさは、仲間の中では中輪サイズ。花弁の基部に白い目形の模様が入る。

アヤメは多年草です

畑のような乾燥地で育つ

  • 適応・(ハーブ、漢方としての適用) / 料理・飲み物で楽しむ
  • なし
  • 用土
  • 水はけがよければ他はあまりこだわりません。
  • 鉢植えの場合、市販の草花用の培養土または赤玉土(小粒)7:腐葉土3:の割合で混ぜ込んだ土を使います。(盆栽仕立ての場合、赤玉土(小粒)4:鹿沼土(小粒)3:軽石(小粒)3の配合)
  • 地植えの場合、掘り上げた土に対して腐葉土2~3割を混ぜ込んで、植え穴に戻します。(水はけが悪い土壌なら川砂を1~2割混ぜ込む)
  • 肥料
  • 鉢植えの場合、植えつけの際に用土の中に元肥として緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおきます。定植後の施肥は、芽出し前の3月、9月に緩効性化成肥料を片手に握れる量だけ施します。
  • 地植えの場合、植えつける前に元肥として牛ふんなどの完熟堆肥を少量混ぜ込んでおきます。定植後の施肥は、芽出し前の3月、9月に骨粉と油かす入りの固形肥料を置肥しましょう。

  • 植えつけ
  • 苗の植えつけ適期は、2~3月、6月~7月中旬です。
  • 「用土」と「肥料」の項目で準備した土壌に植えつけていきます。
  • 鉢植えの場合、5~6号鉢に1株を、60cmプランターでは3株が目安です。
  • 地植えの場合、植え穴は根鉢の3倍の大きさで、堆肥を底に敷いて元肥を混ぜ込んだ土を植え穴に戻します。植えつけ直後にタップリと水を施します。
  • 植え替え
  • 適期は、6月、9月中旬~10月中旬です。
  • 鉢植えの場合、よく増えて根詰まりをおこしやすいので、年に1回を目安に行いましょう。根鉢を軽く崩して古い根を切り取り、新しい用土を入れた一回り大きな鉢に植え替えます。
  • 地植えの場合、3年に1回の目安で株分けを兼ねて植え替えましょう。

植え替えの際に株分けで増やす

  • 増やし方
  • 株分け→適期は、6月、9月中旬~10月中旬です。植え替えと同時に、株分けもしましょう。

アヤメはアヤメ属です

  • 水やり
  • 鉢植えの場合、土の表面が乾いたらタップリと水を施します。
  • 手入れ
  • 花がらと葉を摘み取る:花後の枯れた花を切り取ります。秋が深まると葉が枯れるので切り取ります。
  • 病気→特になし
  • 害虫→ズイムシ 

※ ハーブの栽培手入れ→トップページ「ハーブ植物の栽培上手」をクリックしてください。

アヤメは草丈30~60cm

  • 日当たり
  • 日当たりのよい場所を好みます。

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