キウイ ハーブ-雌雄異株のつる性植物イパネマおやじ

  • キウイ (Kiwi fruit) は、生育旺盛で病虫害に強く、花芽がつきやすいので家庭果樹として育てやすい植物です。つる性の果樹は、生垣や日除けなどにも使われる程、長い枝を伸ばして多くの葉をつけます。
  • 冬の寒い時期12月~3月に苗木を植えつけて栽培します。収穫時期は10月~11月に、堅い果実を収穫して保存して追塾させます。緑色の果肉がお馴染みですが、黄色や赤色の品種もあります。果実が熟した順に収穫すればよいので、収穫と鑑賞を長く楽しめます。

キウイフルーツは落葉果樹

雌雄異株のつる性植物

  • 分類:マタタビ科マタタビ属 / 原産地:中国南部の長江流域
  • 別名:シナサルナシ(漢字表記:支那猿梨)
  • 学名:Actinidia chinensis
  • 英名:Kiwi fruit
  • 園芸分類:落葉つる性果樹
  • 樹高:2~3m
  • 開花期:5月中旬~6月中旬
  • 栽培方法:地植え、鉢植え
  • 特徴
  • 20世紀初頭に、原産地の中国からニュージーランドへ種子が渡り、1964年になって我が国に渡来した歴史があります。スーパーなどの売り場では、キウイと呼ばれ一般的な呼び名になっていますが、正式名はキウイフルーツです。
  • 家庭で栽培するのに適した果樹で、つる性の樹形は支柱などに巻きつくので、摘芯や夏場の枝葉の手入れは必要です。雌雄異株(しゆういしゅ)の単性花のため、2本分の植えつけスペースが必要です。受粉の可能な10mの範囲内に植えつけるのがよいでしょう。
  • 果実のできる雌木は、手入れや収穫のしやすい棚に仕立て、雄木は垣根や塀などに誘引して省スペースになるように植えるとよいでしょう。そのため、苗木を選ぶ際には、雌木の開花時期に合った雄木を選ぶ必要があります。
  • ※ 園芸用語:雌雄異株(しゆういしゅ)⇒二家花ともいう。単性花をつける種子植物で、雌花と雄花が別の株に生じること。他にもイチョウ、イチイ、アオキが同じ性質を持っています。
  • 近縁種・品種
  • スーパーエメラルド→自家受粉生のある品種。樹勢が強く、広く栽培されている。
  • 紅妃→果肉に赤みが入る品種。受粉木が必要です。
  • ゴールデンキング→黄色果肉の品種。受粉木が必要です。
  • ホワイトプリンセス→斑入りの品種。芽吹きから夏季のシーズンの間、斑が入ります。

キウイフルーツは中国原産

地植えにはタップリの有機質肥料を施す

  • 適応・(ハーブ、漢方としての適用)
  • 獼猴桃(びこうとう)の効能:風邪、扁桃腺、糖尿病、黄疸
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • サラダ、スイーツ
  • 用土
  • 鉢植えの場合、園芸用培養土7:赤玉土(小粒)3の割合で混ぜ込んだ土を使います。
  • 地植えの場合、定植する場所の土をよく耕して腐葉土を混ぜ込んでおきます。
  • 肥料
  • 鉢植えの場合、植えつけの際に用土の中に元肥として有機固形肥料を混ぜ込んでおきます。追肥は、6月と9月に緩効性化成肥料を施します。
  • 地植えの場合、植えつける前に元肥として有機質肥料と堆肥を混ぜ込んでおきます。追肥は、7月と9月に、化成肥料は最小限にして有機質肥料や堆肥を施します。

キウイフルーツはマタタビ科

  • 植え付け
  • 苗の植えつけ適期は、11月~3月です。
  • 鉢植えの場合、8号以上のスリット鉢を選びましょう。ポット苗の土を少しだけ崩して植えつけます。根が細いので傷めないように丁寧に植えつけましょう。定植したら、地表から50cmの高さで切り詰めて、支柱を立てて紐で誘引します。果実が下垂するので垂直の支柱より、アサガオのようなアンドン仕立てやトレリスに誘引するとよいでしょう。
  • 地植えの場合、雌株と雄株を用意します。株間は10mの範囲内に3m以上を離して植えつけます。つるを誘引するための棚を設置したほうがよいでしょう。藤棚のような仕立てがよい。
  • 植え替え
  • 適期は、11月~3月です。
  • 鉢植えの場合、根詰まりを防ぎ通気をよくするために2~3年に1回は必要です。
  • 地植えの場合、基本は必要ありません。
  • 増やし方
  • 接ぎ木→適期は1月です。タネまきから1年間育てた苗を台木にして接ぎます。

キウイフルーツは果物です

ハーブの仕切りライン

収穫のためには雌株と雄株の2株を植える必要がある

  • 水やり
  • 鉢植えの場合、土の表面が乾いたら鉢底の穴から流れ出るくらいタップリと水を施します。
  • 手入れ
  • 人口受粉→雌雄異株のため、開花時期がズレる場合に備えて、開花時期の早い雄木の花粉を採取して貯蔵しておき、雌花が開花したら受粉させます。
  • 支柱たて→鉢栽培は、トレリスかあんどん仕立てにして支柱をまとめた方がよい。(注:あんどん仕立て・アサガオによく使われている支柱)
  • 2本の枝を、反対方向へ伸ばしてTの字型に誘引する”Tバー仕立て”か、1本の枝を誘引する”棚仕立て”があります。
  • 剪定→適期は1月~2月です。2m程の支柱を立てて誘引しますが、果実が付いたつるに3~4芽を残して先端~切り詰めます。植えつけて3~4年間は実を付けさせずに、つるを生長させると丈夫な株になり、結果として良質の果実を実らせることが出来ます。
  • 摘芯・芽かき→葉が4~5枚に揃ったら混み合わないように摘み取ります。二度伸びの芽は、早めにかきとります。主枝から伸びるバランスの悪い枝は切り取ります。
  • 病気→果実軟腐病、かいよう病 細菌性の病気なので、普通の殺菌剤では効果が無いので要注意です。
  • 害虫→特になし

※ ハーブの栽培手入れ→トップページ「ハーブ植物の栽培上手」をクリックしてください。

  • 収穫・保存
  • 適期は、10~11月です。収穫したら、一時保存して追塾させる必要があります。12月近くなると霜が降る地域では、早めに収穫しましょう。追塾期間の目安は、10日~2週間です。
  • 日当たり
  • 日当たりと風通しのよい場所を好みます。

ハーブの仕切りライン