シャクヤク ハーブ-5~6月になると色鮮やかな花を咲かせる-イパネマおやじ

シャクヤク (Peony) が、わが国へ渡来したは平安時代です。当初は薬用として栽培されたようです。やがて、室町時代には観賞用として改良され江戸時代には園芸植物として定着しました。

シャクヤクは多年草です

名前に薬が付くほどの薬効と素晴らしい花

  • 分類:ボタン科ボタン属 / 原産地:中国、東シベリア、朝鮮半島
  • 別名:(和名:紫苑)
  • 学名:Paeonia lactiflora
  • 英名:Peony
  • 園芸分類:多年草 / 
  • 草丈:60~90cm
  • 開花期:5~6月 / 栽培方法:地植え、鉢植え
  • 特徴
  • 古くから「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は・・・」といわれたように、同じボタン属ですがシャクヤクは冬になると地上部が枯れて、根だけが休眠して冬を越す多年草です。一方のボタンは落葉樹で、3mに達するものもあります。
  • シャクヤクは、枝が分枝せず上に伸びる性質から、ボタンは枝が分枝して横に広がることから、女性の姿に例えて表現したのでしょうね。原産地は、チベットからシベリア、朝鮮半島にかけてとされます。
  • 多くの品種改良が行われ、花色や咲き方は多岐にわたります。日本で品種改良されたものは、花怪が大きく葉が重なりあう特徴があり、ヨーロッパやアメリカの改良品種は、やや小ぶりな花形で花色が豊富でプランター栽培に適しています。いずれの花色も、白、黄、オレンジ、ピンク、赤、紫色の単色だけでなく、斑や縞紋様の入るものなど、多くの花色があります。

シャクヤクはボタン科の花です

漢方の処方に無くてはならない生薬

  • 適応・(ハーブ、漢方としての適用)
  • 胃痙攣、神経痛、胆石などの疝痛、月経不順、冷え性
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • なし
  • 用土
  • 鉢植えの場合、赤玉土(小粒)7:腐葉土4:の割合で混ぜ込んだ土を使います。
  • 地植えの場合、定植する場所の土をよく耕して腐葉土を混ぜ込んでおきます。有機質が豊富な土壌を好みます。
  • 肥料
  • 適期は、春が2月下旬~3月、花後の6月下旬~7月上旬、秋は9月下旬~10月の年2回です。
  • 春と花後のお礼肥にはは、油かすや緩効性の化成肥料を株元に施します。2年目の秋からは、油かすや緩効性化成肥料などを株元に施します。
  • 鉢植えの場合、植え付けの時に用土の中に緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおきます。
  • 地植えの場合、芽出しの春と、夏の花後、秋の年3回、表土に緩効性の化成肥料か油かすを置肥します。

シャクヤクは草丈60~90cm

シャクヤクはハーブとして利用される

  • 植え付け
  • 適期は、9月下旬~10月です。水はけがよい土壌が適しています。
  • 鉢植えの場合、赤玉土5:腐葉土3:川砂2で配合した土を使います。
  • 地植えの場合、植え穴を50cm以上堀り上げて、土の量1/3の腐葉土を混ぜ込んでおきます。
  • 植え替え
  • 適期は、植えつけと同時期の9月下旬~10月です。水はけがよい土壌が適しています。用土は新しい清潔な土を使いましょう。
  • 鉢植えの場合、赤玉土5:腐葉土3:川砂2で配合した土を使います。
  • 地植えの場合、基本は必要ありませんが、4~5年に1回は堀り上げて株分けしましょう。
  • 株分け
  • 適期は9月下旬~10月です。4~5年に1回は堀り上げて株分けしましょう。
  • 根を切らないように丁寧に扱い、掘り上げると赤い芽が付いているので、1株に3~4ケ付けるようにして株を分けます。清潔で鋭利な刃物で、切り割るようにして分けます。
  • 鉢植えの場合、9~10号鉢に1株が目安です。

シャクヤクはピンク色の花

ハーブの仕切りライン

華麗で豪華な花姿から古来より美人のたとえに引用された

  • 水やり
  • 鉢植えの場合、土の表面が乾いた葉や枝に水がかからないように、タップリと水を施します。
  • 夏は、朝と夕方の2回タップリと施します。冬は乾燥しにくくなるので、乾いたら午前中にタップリと施します。
  • 手入れ
  • 支柱立て→大輪品種は、草丈が伸びて花や茎の重さで倒れやすいので、支柱を立て2ヶ所程固定しておきましょう。
  • 花がら摘み→咲き終わった花は、放置すると種子を作るので、余分な栄養をとられないよに、手で花首からもぎ取ります。
  • 病気→灰色カビ病・気温が高くなると発生しやすくなります。風通しのよい涼しい場所が適します。うどんこ病・葉に白い粉が付着していたら、薬剤散布をしましょう。
  • 害虫→

※ ハーブの栽培手入れ→トップページ「ハーブ植物の栽培上手」をクリックしてください。

  • 日当たり
  • 日当たりと風通しのよい場所を好みます。
  • 西日や真夏日の直射に当たるのを避けましょう。鉢を移動してやりましょう。
  • 地植えの場合、定植前に場所をよく見極め、それでも日当たりが厳しい場合は、寒冷紗などで直射日光を遮るようにします。

バラ園の風景:

都電荒川線沿線のバラ

ハーブの仕切りライン