初夏になると白色の花を毎年咲かせます。蚊取り線香の原料になるハーブです。

シロバナジョチュウギクは多年草

除虫菊とも呼ばれます

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  • 分類:キク科ヨモギギク属 / 原産地:南ヨーロッパ、西アジア
  • 別名:ジョチュウギク (漢字表記:除虫菊)
  • 学名:Chrysanthemum cinerariifolim ( Tanacetum cinerariifolim )
  • 英名:Pyrethrum
  • 園芸分類:多年生草本 / 
  • 草丈:50~60cm
  • 開花期:4月中旬~6月 / 栽培方法:地植え
  • 撮影:昭和薬科大学・植物園 2018年4月
  • 特徴
  • 春になると茎頂に、花径3~4cmの白色の花をつけます。花だけを乾燥したものを、除虫菊花(じょちゅうぎくか)といい、花と茎葉を乾燥したものを除虫菊(じょちゅうきく)といいます。ピレトリンという、昆虫にとって有害な物質が含まれている、除虫菊花を粉末にしてトロロアオイの根、ツノマタなどと混ぜ合わせ緑色染料で着色したものが蚊取り線香です。
  • 日本では明治20年頃から、和歌山県などで栽培され昭和16年には世界一の生産量を誇りましたが、戦後は化学合成殺虫剤が生産されるようになり、栽培は衰退していきました。それでも近年は、有害な化学物質に対する認識が高まり、安全なシロバナムシヨケギクが見直されるようになりました。
  • 近縁種
  • アカバナジョチュウギク・赤花除虫菊 ( Tanacetum coccineum )→キク科ヨモギギク属の多年草です。アカバナという名前から、赤い花が咲く、と思いがちですが、白色、桃色、赤色の花を咲かせます。草丈80~100cmで花径は8cm程です。ジョチュウギクという名前になっていますが、こちらは蚊取り線香の原料ではなく、観賞用として栽培されています。
  • タネ(種子)を入手するなら、ロビンソンミックスの種子だと、白色、桃色、赤色の花を咲かせます。

白色の花を咲かせる

  • 適応・(ハーブ、漢方としての適用)
  • 防虫作用(蚊取り線香の原料)
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • なし
  • 用土
  • 水はけのよい土壌を好みます。
  • 枝分かれして活発に横へ広がるので、株間は30cm空けておきます。
  • 肥料
  • 植え付けの時に用土の中に緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおきます。開花中は、月に1~2回程度、様子を見ながら液体肥料を施します。

シロバナジョチュウギクは防虫作用がある

  • 植えつけ
  • 適期は、春が2月下旬~4月、秋が9月下旬~11月上旬です。
  • 水はけと日当たりのよい場所を好みます。酸性を嫌うので、苦土石灰を混ぜ込んで、堆肥と腐葉土を混ぜ込んだ土壌に植えつけます。
  • 植え替え
  • 適期は、9月下旬~10月です。
  • 生育旺盛で、鉢の中が根詰まりしやすいので、株分けも兼ねて、2~3年に1回の目安で植え替えをしましょう。

シロバナムシヨケギクの増やし方

  • タネまきで増やす→
  • 適期は4~6月、秋は9月~10月中旬です。
  • 春にまくと翌年の初夏、秋まきは翌々年の初夏に開花します。秋まきは、寒くなる前に丈夫な株に育っていないので開花が翌々年になります。
  • 湿らせたタネを、ペーパータオルなどにタネを包んで、ビニール袋に入れて冷蔵庫などで5℃前後の環境を保ち、1週間保存してからタネまきをします。育苗箱などに清潔な土を入れ、タネが重ならないようにバラ蒔きします。
  • 本葉が2~3枚になったら、肥沃な用土を入れたビニールポットや小鉢に仮植えします。

  • 株分けで増やす→
  • 適期は9月下旬~10月です。大きくなった株は、株分けで増やすことができます。

蚊取り線香の原料になる

  • 水やり
  • 鉢植えの場合、土の表面が乾いたタップリと水を施します。過湿を避けるために、毎日習慣として水を施すのは避けましょう。

シロバナムシヨケギクの手入れは?

  • 花がら摘み→花後の枯れた花や茎の上部を切り取ります。
  • 病気→特になし
  • 害虫→アブラムシ

※ ハーブの栽培手入れ→トップページ「ハーブ植物の栽培上手」をクリックしてください。

  • 日当たり
  • 日当たりのよい場所を好みます。
  • 半日陰だと、花つきが悪くなったり茎が発育不良で細くなったり間伸びすることがあります。

横浜イングリッシュガーデンの風景

バラ園の風景:横浜イングリッシュガーデン

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