ケアフリーワンダー バラ-とても強健な品種で育てやすいバラ-イパネマおやじ

ケアフリーワンダー (Carefree Wonder) は、花つきがよく数輪の房咲きになり、非常に強健な性質です。公園や広場などの広い場所の修景用や、個人の庭園、垣根などに適しています。

ケアフリー・ワンダーは丸弁平咲きの花です

花弁の表はローズ色で裏は白色のバラ

  • ローズ色の生地に白い覆輪や筋が入ることがあります。
  • 花もちはよくないが、絶え間なく咲き続ける強健な品種です。
  • 1年目の生育は緩慢だが、年毎に株が大きくなっていきます。
  • 冬になってから、放任しておくと180cm以上の樹高になる。切り詰めて木立ち性種のように扱うのがよい。
  • 耐病性は、うこんこ病、黒星病ともに強い。病気にはかかり難い、仮にかかっても症状は軽い。月間1回程度の薬剤散布をすればより順調な生育が期待できる。

段落の仕切りライン大

※ バラの手入れや病害虫の防除⇒トップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

ケアフリー・ワンダーは数輪の房咲きになります

3~6輪前後の房咲きになり次々とツボミが上がってきます

ケアフリー・ワンダーのツボミの時期は抱え咲きのような花形ですね

株立ちは細くて繊細な枝ですね。トゲが殆んどありませんね

ケアフリー・ワンダーは自立して真っ直ぐに伸びる樹形

花弁の表はローズピンク色そして弁裏は白色のバラです

ケアフリー・ワンダーの枝は細くて繊細ですね

ホントに枝が細いですが丈夫な性質をしています

マイルドな香りがします

冬の剪定で強めに切り詰めないでおくと180cm以上もの樹高になる

ケアフリー・ワンダーの花弁数は26~36枚前後です

花弁数は26~40枚前後で弁端が少し尖っているのが特長です

ケアフリー・ワンダーの花首が長いですね

修景バラとして庭園や公園などで栽培されている

  • 作出国:フランス
  • 作出年:1990年
  • 作出者:Alain Meilland
  • 系統:[S] シュラブ
  • 交配親:(Prairie Princess × Nirvana) × (Eyepaint × Rustica)
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:丸弁平咲き
  • 花径:大輪(10cm・花弁数26~40枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:シュラブ(自立もできる & 小型のつるバラとして誘引)
  • 樹高:160cm
  • 撮影:神代植物公園 2015年5月

枝は極細いがとても丈夫で半横張りに伸びていく

バラ園の風景:春の京成バラ園

京成バラ園の風景

園芸メモ・バラの栽培用語:アーチ仕立て⇒つるバラなどを誘引する、半円形の支柱。バラやクレマチスなどのつる性植物を誘引して、庭や家の入口を飾ることができる。(他に支柱として使われるものに、オベリスク、トレリス等がある)

段落の仕切りライン大