葉や花の自然な色合いと、ほんのりと漂う心地よい香りに癒やされます。生活の中にハーブがあるとゆったりとした気持ちになります。それがハーブのある庭の魅力ですね。地植えだけでなく、ベランダや室内の身近な場所で育てる楽しさを味わってみてください。

京成バラ園のハーブ

ハーブは生活に潤いをもたらす香り草

  • ハーブほど楽しさと、暮らしに潤いをもたらしてくれる植物があるでしょうか。
  • 葉、花、茎が食用、医薬品、香料、染料などに利用されて人の生活に役立ち、香りのある植物の総称です。

古来より利用されてきたハーブ

ハーブは、ヨーロッパを中心に古代エジプト、古代ギリシャ、ローマ帝国時代から利用されています。中でもイタリア、南フランス、スペインなどの日ざしが強く、比較的、雨が少なく土壌が石灰岩質の地中海沿岸の地域が原産地とされています。

その性質からすると日本の気候は、原産地とはかなり異なりますが、強健な種類が多く、適切な管理栽培をすれば、日本でも健康に育てることができます。中には、日本原産のハーブもたくさんあります。シソ、サンショウ、ワサビ、ミツバ、ドクダミ、ミョウガなどで馴染みのある植物ですね。

他にも、熱帯アジア原産のハーブもあります。バジル、レモングラスなどで、夏の高温多湿な時期は旺盛に生育しますが、冬は防寒の必要なハーブもあります。

シソ科の植物が多いのがハーブ

ハーブにはシソ科の植物が目立ちます。ミント、セージ、オレガノ、タイム、バジル、ラベンダー、ローズマリー、マジョラムなどは全てシソ科です。全草に香りがあるものが多く、増やし方は大半が挿し木ですが、タネまきでも増やせます。増やし方も栽培も比較的簡単で初心者にも向いています。

栽培のスタートは苗から・・それともタネまきから?

苗からスタートした方がよいハーブ

多年草や木本性のハーブで、少数の株があればよい場合は、手間のかかるタネまきよりも苗からスタートしましょう。

発芽率が低かったり、発芽が揃わずに苗作りに手間がかかるハーブも苗からのほうがよいでしょう。また、ローマンやカモマイルのように1株あれば、株分けや挿し木で増やせるハーブも苗からがよいでしょう。(多数の苗を購入することは、結構な金額になるのでコスト・パフォーマンスの観点からも)

タネができなかったり、タネの入手が難しいレモングラスやレモンバーベナ、センテッドゼラニウムなどと、そしてセージ、タイム、ラベンダーなども苗から始めるのがよいでしょう。

ミントはタネまきをすると、庭の中で他の種と交雑して、変種するおそれがあります。苗からだと本来の香りや性質を確認して選べるので安心です。

タネからスタートした方がよいハーブ

タネまきから育てるのに適しているのは、ロケットやマーシュなどの葉菜類の1・2年草はタネが大粒で、発芽の揃いもよく生育がよいので栽培が簡単なものです。

例えばラベンダーを広範囲に植える場合や、バジルのように大量に収穫したいならば、多数の苗が必要という場合なども、タネからがよいでしょう。

タネまきの適期は春と秋です→

一般的にハーブの発芽温度は20℃前後で、春と秋がタネまきの適期です。

春まきの場合は、遅霜の心配もありといって早くまき過ぎて温度が低いと発芽までの時間がかかるので、八重桜の開花時期を目安にします。

秋まきの場合は、寒くなる前までに根を張らせたいので、9月中旬~10月初旬が適期です。

※タネまきの詳細については→「ガーデニング タネまきと植えつけ」を参照

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