発芽したら苗の生育をそろえるなど、目的とする苗を残すため、発芽した苗のうちの幾つかを取り除く作業です。込み合っている苗のほかに、病気や害虫に汚染されている、子葉が変形している、発芽が早く大きすぎる、発芽が遅く小さすぎる、徒長しているなどの苗を取り除きます。

育苗用トレーの升目にタネをまきます

本葉が3~4枚になって株が混み合ってきたときが適期

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植物の中には発芽がバラつく種類があるので、根気よく待つことが大切です。

まいたタネの大部分が発芽した時点で、芽が混み合っていたら間引きをしましょう。間引きが遅れると苗は間伸びして、生長しても正常な状態には戻らないのでタイミングを逃さないことが大切です。

ただし、ニンジンやミントなどは、少し遅らせて間引きしたほうが後の生長がよくなる例もあります。ズングリとした平均的な苗を残し、ひ弱なもの、大きすぎるもの、左右の葉が不揃いなものを取り除きましょう。正常な状態の苗を傷つけないよう、ピンセットで地際をつかんソッと抜きましょう。先が平らな切手用ピンセットが便利です。幼い苗は乾燥や加湿に弱いので、用土の湿り具合に注意しましょう。

細かい苗を手で抜くと傷めるのでピンセットを使います

  • 間引き
  • 本葉が生育し始めて、葉が触れ合っている場合は、ピンセットを使って間引きをします
  • 他の株と比べて小さく未成熟な苗は引き抜きます
  • 茎がひよろりと細く弱々しいもの
  • 根が露出している苗も引き抜きます
  • 他の株よりも極端に大きいものも取り除きます

※葉と葉が触れ合わない程度の密集度になったら作業完了です。

痛んだ苗の根は元から切り取ります

主な植物の発芽温度の目安です

  • 25℃:オシロイバナ、球根ベゴニア、ケイトウ、サルビア、ニチニチソウ、キュウリ、トマト、ナス、ピーマン
  • 23℃:アサガオ、グロキシニア、コリウス、ジニア、センニチコウ、ナスタチウム、バジル、ヒマワリ、ヒャクニチソウ、ペチュニア、マリーゴールド
  • 20℃:アゲラタム、インパチエンス、エキナケア、ジギタリス、シクラメン、シネラリア、ネメシア、ネモフィラ
  • 18℃:アリッサム、キンギョソウ、コスモス、タイム、ニゲラ、バーベナ、ビオラ、フェンネル、フロックス、ルピナス、シュンギク、ホウレンソウ、レタス
  • 15℃:アスター、アルメリア、ガザニア、キキョウ、キク、ダリア、パンジー、プリムラ、リナリア

※表示の温度は目安なので、実勢発芽温度は多少の上下差はあります

※ ハーブの栽培手入れ→トップページ「ハーブ植物の栽培上手」をクリックしてください。

間引きをしないとどうなるの?

タネまきした後、発芽した苗の全てを育てていると株同士の間隔が狭くなり、日当たりが悪くなり養分も行き届かなくなるなどの障害が発生します。さらに、風通しも悪くなり害虫や、病気も発生しやすくなります。

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