マチルダ バラ-中輪サイズで株全体を覆うくらい花つきがよい-イパネマおやじ

マチルダ (Matilda) は、白地の花弁が弁端から濃いピンクに染まり始めて、やがてはローズピンクへ変わっていきます。

マチルダはフロリバンダ系統のバラ

白地に薄桃色の覆輪が入るバラ

  • 大きな房咲きになり、花つき花もちがよいバラ。
  • 春から高温期までは白っぽく咲き、冷涼期には色濃く落ち着いた色合いになるバラ。
  • 中輪の花をたくさん房につけて、季節を通じて咲き続けます
  • 1987年バガテル国際コンクール金賞受賞、1988年バーデンバーデン国際コンクール金賞受賞、他3つの賞を受賞したバラです。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回以上の定期的な薬剤散布は必要。
  • 黒星病の防除⇒若葉から充実した盛んに光合成を行う働き盛りの葉に達すると葉の表面は保護皮膜が落ちた状態で有ることが多いです。
  • 保護皮膜の失われる主原因は降雨で、雨が葉の表面から皮膜を徐々に落としていきます。

段落の仕切りライン大

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マチルダは丸弁平咲きになる

マチルダは外弁の端が軽く波打つ

マチルダの葉は大きめの濃い緑色

マチルダは中輪サイズで花径は7cm程

マチルダは花色は春よりも更に秋は濃くなります

マチルダは数輪の房咲きになり花つきは普通です

マチルダは満開時になると株全体を覆う程多くの花を咲かせます

マチルダの早春の芽吹きの頃

マチルダは穏やかな色合いのバラですね

マチルダは花枝が長く切り花にも適します

マチルダの樹形は半横張り性です

マチルダのツボミの時期は少しローズピンク色ですね

落ち着いたピンク色の生地に軽くローズ色の覆輪が入ります

マチルダの樹形は幅が約80cm程でまとまりがよい

コンパクトにまとまり鉢植えやベランダガーデニングに適する

  • 作出国:フランス
  • 作出年:1988年
  • 作出者:Alain Meilland
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配親:Coppelia × Nirvana
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:丸弁平咲き
  • 花径:中輪(7cm・花弁数17~25枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:半横張り性
  • 樹高:100cm
  • 撮影:生田緑地ばら苑・2014年11月 京成バラ園・2014年10月

満開になると株を覆いつくすほど多数の花をつける

バラ園の風景:春の代々木公園・バラ園

代々木公園のバラ園にて

園芸メモ・バラの栽培用語:メリクロン⇒新しく伸びかけた芽の中心部から、1mm程の生長点を取り出し、無菌の培養基の中で増やす方法。親株と同じものが、幾つも作れるので利便性がある。洋ランの栽培に用いられている。

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