コモンヤロウ ハーブ-茎の先に小さな花が花序を形る-イパネマおやじ

コモンヤロウ (Common yarrow) は、紅色の花を付けるレッドヤロウ、イエローヤロウ、ホワイトヤロウ、小型のウーリーヤロウ等があり、色彩の豊かなハーブです。古くから止血や傷をいやすハーブとして利用され、聖なるパワーがあるということで占いや予言に使われました。

ヤロウはキク科ノコギリソウ属

色豊かな花を咲かせ傷をいやすハーブ

  • 分類:キク科ノコギリソウ属 / 原産地:北半球の温帯~寒帯の山岳地帯
  • 学名:Achillea millefolium
  • 英名:common yarrow
  • 別名:アキレア、セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)
  • 多年草・耐寒性 /  草丈:40~80cm
  • 開花期:4月中旬 ~8月 / 栽培方法:地植え、コンテナ(鉢植え、プランター)
  • 特徴
  • 持っていると幸福が約束されると言われ机の下に入れて寝ると恋人を夢にみることがでくるそうです。別の呼称で「アキレア」とも呼ばれます。
  • 葉と香りの違う黄色の花もあり、羽のような葉に細かい切れ込みが無数に入っていることから別名・ミルフォィル(千の葉)・とも呼ばれています。
  • 明治の中期ごろに渡来したといわれ、羽状に裂けた葉がのこぎりを連想されることから和名をセイヨウノコギリソウと呼ばれています。
  • 繁殖力が強く本州や北海道の一部には野生化しているものもあります。
  • 香りはセイジ風でさわやか。春に苗を植えると、6月から秋まで花を楽しむことができます。
  • ドライの花と葉は、ティーやポプリに最適で、アレンジもしやすく花材としても人気上昇中です。
  • 近縁種
  • イエローヤロウ(A.filipendulina)→葉が肉厚で大きく、太い茎でドライフラワーに適しています。和名:キバナノコギリソウ。別名:ファーンリーフやロウとも呼びます。
  • メースヤロウ(A.decolorans)→コモンヤロウと同じく、サラダ料理の香り付けに利用されます。
  • ウーリーヤロウ(A.tomentosa)→和名がヒメノコギリソウ、草丈20cmの小型で鉢植え栽培に向いています。
  • スニーズワート(A.ptarmica cv.)→花を湯船に浮かべて、入浴するとリラックス効果で疲労回復や、リウマチ痛に効果があるといわれます。
  • スカーレット花(A.millefolium cv.)→ピンク色の可憐な花を咲かせる、園芸品種です。花壇やドライフラワーに適しています。

コモンヤロウは多年草

切り花やドライフラワーとしても利用される

  • 効能
  • 風邪、止血、高血圧、発熱性疾患、カタル、下痢、更年期障害、関節炎、リュウマチ、生理不順
  • 【外用】 鼻血、潰瘍、結膜炎、内痔炎
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • ハーブティー
  •  用土
  • 水はけがよい土を好みます。
  • 地植えの場合は、水はけがよければ土質は問いません。コンテナ・鉢植えの場合は、腐葉土4:赤玉土6の割合で混ぜ込んだ土を使います。
  • 肥料
  • やせ気味の土壌を好むので、地植え、コンテナ・鉢植え共に必要はありません。

コモンヤロウの草丈は約50cm

  • タネまき
  • 3月中旬~5月上旬・秋が9~10月が適時期です。
  • タネまきは、土の温度が10℃を超えていることが条件です。
  • タップリ水に浸しておいた種子を使い、覆土は6mm程度と厚めにすることがポイントです。ただし、種子が細かく発芽率がやや低いので、直まきよりも苗床で育苗てから、植えつける方法がよいでしょう。
  • 種子、苗のどちらで栽培する場合も、本葉4~5枚になったら株間を20~30cmにして定植しましょう。
  • 挿し芽
  • 適時期は6月中旬~7月上旬です。
  • 芽先を10cmほど切り取り、5~6枚を残して下の葉は摘み取ります。約1時間、水に浸けてタップリ湿らせてから小粒の赤玉土を入れた鉢に挿します。
  • その後3~4週間で発根したら定植しましょう。根が出るまで乾かないように水やりしながら管理します。
  • 植え替え・株分け
  • 地植えの場合は必要ありません。
  • コンテナ・鉢植えの場合は、地下茎が伸びて密生しがちなので、株分けによって通気性を促すと育ちもよくなり根が老化して枯れやすくなるのを防ぐ効果もあります。
  • 3月中旬~4月下旬、9月中旬~10月に株分けして、一回り大きな鉢に新しい用土を入れ替えて植えつけましょう。

コモンヤロウは和名がセイヨウノコギリソウ

ハーブの仕切りライン

止血作用など多くの薬効があることから古来より利用された

  • 水やり
  • 地植えの場合はにはとくに必要ありません。
  • コンテナ・鉢植えの場合は、発芽から開花するまでは、土の表面が乾いてからタップリ水を与えます。
  • 開花後は乾き気味に管理し、表土が乾いた2~3日後にタップリと水を与えましょう。
  • 手入れ
  • ヤロウは蒸れに弱い植物です。夏場など高温多湿になる時期は、株周りが蒸れやすくなるので葉茎の刈り込みや、間引きをして風通しを良くしましょう。
  • 病気→特になし
  • 害虫→アブラムシ 4月中旬~7月中旬はアブラムシが発生しやすいので、葉水や500倍に薄めた木酢液のスプレーを散布しましょう。発生した場合は、その株ごと抜き取って焼却するなどの思い切った処置をしましょう。
  • 収穫
  • ドライフラワーにする場合は、晴れた日の午前中に茎ごと刈り取り、束ねて風通しのよい日陰に逆さに吊るして乾燥させます。生の葉は春先に採取したものが良質です。
  • 日当たり
  • 日当たりたりの良い場所で育てましょう。
  • ただし、夏場の日差しの強い時期は、コンテナ・鉢植えの場合は、半日陰に移動させましょう。地植えの場合は日除けを施して株が弱るのを防ぎます。

ハーブの仕切りライン