アカンサス acanthus の英名は、Bear’s Breech やBrank Ursine で、学名は Acanhtus mollis です。アカンサスは約20種類以上ある同属の総称でもあります。

アカンサスはキツネノマゴ科ハアザミ属

花穂が長く多くの花を咲かせるハーブ

  • 分類:キツネノマゴ科・ハアザミ属 / 原産地:地中海沿岸
  • 学名:Acanthus spp.(Acanthus mollis L は代表的な品種の一つ)
  • 別名:ベアーズブリーチ(和名:ハアザミ)
  • 多年草・耐寒性 / 草丈:50~150cm
  • 開花期:6~9月(花色:ピンク・ホワイト) / 栽培方法:露地植え、鉢植え
  • 近縁種
  • 約20種類が栽培されていますが園芸でアカンサスというと、モリスを呼ぶ場合が多いようです。
  • アカンサス・モリス(A.mollis)→一般的に、広く栽培されているのはモリスで、スペインからギリシアに分布。日本へは明治後期から大正初期に渡来したとされています。葉の形がアザミに似ているので、ハアザミの和名が付いています。
  • アカンサス・スピノサス(A.spinosus)→ヨーロッパ南部、アジア西南部が原産で、比較的よく栽培されている。

アカンサスは多年草

  • 特徴
  • スピノサス(A.spinosus)の、葉先が尖っている形状が装飾用に好んで用いられています。古代ギリシャ建築のコリント様式で、柱の装飾などの図柄に使われているのがアカンサスです。
  • 大型の多年草で葉は濃緑色、葉は根元から生え60~80cmにもなり、葉柄は太く羽状に深裂し、裂片にはあらい鋸歯があり光沢のある深い緑色をしています。
  • 根はゴボウのように多肉質で、この根を10cm程カットして埋め込むと簡単に芽がでます。耐寒性はありますが、厳寒期に大きく茂った葉は枯れます。成分は葉と根にタンニンを含みます。
  • 日当たりと排水の良い土、温暖な気候を好みます。半日陰でも日陰でも丈夫で元気に生長しますが日向に置くのが一番です。日本には明治末期に観賞目的のために渡来しました。

アカンサスは大型の多年草で葉は濃緑色

  • 適応
  • 民間療法で葉や根が利尿、止血、下痢止め、根は痙攣やヘルニア
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • なし

アカンサスは6~9月が開花期

  • 用土
  • 水はけの良い土壌を好みます。地植えの場合は、腐葉土3:赤玉土(小~中)7を混ぜ込んで耕しておきます。更に水はけが悪いようなら川砂も混ぜ込むと有効です。
  • 肥料
  • 植えつける前に、土に混ぜ込んでおきます。植え付けてからは、生育の様子を見ながら春か秋に少量の追肥を与えますが、基本的には肥料は少量を与えるだけで育ちます。

  • 植え付け・植え替え
  • 植え付けの適期は、3~5月・10~11月です。
  • かなり大きくなるので地植えで育てる方が簡単です。真夏・真冬・開花期を除けば、植えつける時期はあまり選びません。
  • 繁殖力が旺盛で、切れた根からも芽をだします。掘り上げて場所を移す場合、根を切らして残すと、芽を出して生長するので根を残さないようにしましょう。
  • 株分けで増やす
  • 株のワキから出てくる芽が、適度な大きさに育ったら切り離して植え付けます。
  • 根伏せで増やす
  • ゴボウのような太い根を、10cm位の長さに切り、土の上に寝かせて浅く埋めます。芽が出てきて生長して苗ができます。

アカンサスは地中海沿岸が原産

  • 水やり
  • 水はけがよく適度な湿り気のある土壌を好みます。鉢植えの場合は、土の表面が乾いてきたらタップリと水やりをします。

アカンサスの手入れ方法は?

  • 手入れ
  • 花が咲いて一段落したら、咲き終わった花茎を株元から切り落とします。放置したままだと、枯れた花茎に栄養分が吸収され、次の花が咲き難くなります。
  • 品種により耐寒性は異なりますが、モリスよりスピノススの方が寒さには強いです。共通して-3℃位までは大丈夫ですが、寒風にさらされると葉が痛みやすいので、風除けをしてやりましょう。
  • 病気→特になし
  • 害虫→センチュウ センチュウは土中にいる体長1mmくらいの小さな生物で、肉眼で確認するのが困難です。根に寄生して養分を吸い取り、生育を衰えさせたり枯らしたりします。
  • 連続して同じ植物を、同じ場所で育て続けると、連鎖障害を起こしセンチュウの発生や土壌障害を起こしやすくなります。

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  • 日当たり
  • 日なた~明るい日陰で育ちます。
  • 花をメインに観賞するなら日向に置き、葉を鑑賞するなら明るい日陰がよいでしょう。
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