エレモフィラ 季節の花-鉢植えで育てる花-イパネマおやじ

  • エレモフィラは、花期の1月頃になると花茎を伸ばして、花径1~2cm、筒状の長さ2~4cmで、花冠が5裂して弁先が反り返るようになる花を咲かせます。国内では、地植えにすると高温多湿の気候が苦手で大きく育つ前に枯れてしまいます。
  • 耐寒性・対暑性ともに低いので、管理のしやすいコンテナ・鉢栽培で育てるのをお奨めします。ここではコンテナ栽培の手順のみを紹介しています。

エレモフィラ

乾燥を好み過湿を嫌う

  • 分類:ゴマノハグサ科エレモフィラ属 / 原産地:オーストラリア
  • 別名:
  • 学名:Eremophila
  • 園芸分類:多年草、低木 / 耐寒性(弱い)、耐暑性(やや弱い)
  • 草丈・樹高:50~250cm
  • 苗の植え付け:4月~6月、秋は9月~10月
  • 植え替え:4月~6月、秋は9月~10月
  • 挿し木:5月
  • 開花期:1月~6月
  • 栽培方法:コンテナ(鉢植え、プランター)
  • 注:記載している各適期は温暖地(中間地)での目安です。タネまきや苗植えの適期を表示していますが、大まかな目安です。最近の気候変動により、地方別(関東地方、東北地方など)の適時期表示は難しくなっています。栽培地別の気候は、気象庁のページなどを参考にしてください。
  • ※ 適期は発芽適温、生育適温などの数値を基準に判断してください。
  • 特徴
  • エレモフィラは、オーストラリアに約260種が分布するゴマノハグサ科エレモフィラ属の多年草または低木です。多くの種は、西部のの乾燥地帯に分布しています。その中の、花の美しい一部の種が観賞用として栽培されています。その中の1種のみが、ニュージーランドに分布しています。
  • 近縁種
  • エレモフィラ・グラブラ(Eremophila glabra)→オーストラリア原産の常緑低木。樹高は1~5mで、葉の長さは1~6cmの卵形で枝に互生する。花は、花径1~2cm、長さ2~3cmの筒状花。花色は、オレンジ色、黄色、赤色。開花期は12月~3月。
  • エレモフィラ・トビーベル(Eremophila ‘Today Bell’)→オーストラリア原産の、エレモフィラ種から作出された園芸品種。樹高は1~2mの灌木。葉と茎は、銀色の毛で覆われている。花径2cm程の紫青色で、四季咲き性。
  • エレモフィラ・ニヴェア(Eremophila nuvea)→和名は、シルキー・エレモフィラ。原産地はオーストラリアの常緑低木。オーストラリア内陸部の乾燥地帯に自生する小形の樹木。樹高は100~150cmで、葉と茎が銀白色で覆われている。花形は、長い筒状唇形花を咲かせる。花色は、全体が明るい紫色で、筒状の奥部分が白色。花後に、長さ6mm程の卵形の果実を付ける。花の無い時期は葉を楽しめる、一挙両得という植物ですね。

ゴマノハグサ科

寒さに弱いので管理のしやすい鉢植えで

  • いい苗の選び方
  • 園芸店などで売られている鉢植えは、運搬や移動などで体力が落ちています。鉢植えを購入してきたら2~3日の間、日当たりの良い場所に置き光合成をさせて元気を回復させましょう。
  • 用土
  • コンテナの場合、市販の草花用培用土に赤玉土(小粒)またはパーライトを2~3割混ぜ込んだもの、または赤玉土(小粒)5:ピートモス(酸度調整済)2:パーライト3:の割合で混ぜ込んだ土を使います。
  • 肥料 
  • コンテナの場合、鉢底石を敷いて、苗を定植後の追肥は、3月~5月、秋は9月~11月、緩効性化成肥料を置肥します。定期的に施肥をして、肥料切れを起こさないようにしましょう。
  • 地植えの場合、施肥は不要です。
  • 追肥の際は、植物の根や葉に直接肥料が触れないように注意しましょう。

常緑多年草または低木

  • 植え付け
  • 適期は、4月~6月、秋は9月~10月です。
  • 根鉢の根を傷めないように抜き取り、古い土を軽く落としてから植え付けます。
  • コンテナの場合、鉢底石を敷き、「用土」の項目で準備しておいた土をコンテナに入れます。根鉢の根は崩さずに植え付けます。根を土になじませて定植したら、植え付け直後にタップリの水を施します。
  • 植え替え
  • 適期は、4月~6月、秋は9月~10月月です。
  • コンテナの場合、根詰まりを防ぎ通気をよくするために、2~3年に1回を目安に行いましょう。根鉢は崩さないで、新しい用土を入れた1回り大きな鉢に植え替えます。土をなじませたタップリの水を施しましょう。
  • 挿し木
  • 適期は、5月です。
  • 新しい枝の先端を、10~15cmの長さで切り取り挿し穂にします。挿し床の用土は、清潔で栄養分の少ないものが適しています。市販の挿し木用土、または鹿沼土、パーライト、ピートモス、バーミキュライトなど保水性のよいものを使いましょう。挿し穂は、1時間ほど水に浸して水揚げしておきます。挿し床の用土は、事前に水をかけて湿らせておきます。
  • 風通しのよい明るい日陰で、水を切らさないように管理して発根を待ちます。

オーストラリア原産

ハーブの仕切りライン

春から秋は日当たりのよい屋外に置く

  • 水やり
  • コンテナの場合、土の表面が乾いて白っぽくなったら、株の根元の土に、鉢底から水が流れ出るくらいタップリと施します。過湿に弱いので、休眠期(冬)は控えめに施しましょう。(表土が乾いてから2~3日待ってから)朝のうちに水やりをするのがベストです。過湿をになると、枯れる原因となるので要注意です。
  • 手入れ
  • 剪定→適期は、花後の5月頃です。剪定に弱いので、強剪定はしないで全体を軽めに切り戻すようにしましょう。
  • 冬越し→寒さには弱いですが、霜に当たらないように、日当たりのよい軒下などに移動させましょう。
  • 夏濃し→真夏は、半日陰で風通しのよい場所に置き、真夏の日差しを避けて移動させましょう。
  • 置き場所→春から秋は屋外に置きましょう。東向き、または南向きの日当たりのよい場所に置きます。長雨に当たると、過湿になり葉が黒ずんだり枯れる原因となるので、軒下へ移動させます。暖地であれば、屋外の軒下などで冬越しが可能です。
  • 病気・害虫→特になし
  • 日当たり
  • 日当たりと風通しのよい場所を好みます。
  • 真夏日の直射に当たるのを避けましょう。コンテナを移動してやりましょう。
  • 冬期に、室内に取り込む場合は、日当たりのよい窓辺などへ置き3℃以上を保つようにします。

ハーブの仕切りライン

ガーデンイングの風景:

ガーデニング風景