シソ ハーブ-料理の薬味や健康によい野菜-イパネマおやじ

シソ (Perilla) は、春にタネを蒔いて初夏~秋まで収穫し、秋に花が咲いて種子を結び、冬前に枯れるので春まき一年草として扱うのが一般的です。秋になると茎の先端から花穂を長く伸ばして、白、紫色の小さな花を咲かせます。

シソはシソ科シソ属のハーブです

多種類があり青ジソと赤ジソに大別される

  • 分類:シソ科シソ属 / 原産地:中国南西部、ミャンマー
  • 学名:Perilla frutescens var. crispa (=var. acuta)
  • 英名:Perilla
  • 別名:オオバ(大葉)・あかじそ(赤紫蘇)・あおじそ(青紫蘇)/ 古名:イヌエ(以奴衣)
  • 園芸分類:一年草 / 耐寒性(弱い)、耐暑性(普通)
  • 草丈:30~50cm
  • タネまき適期:4月~5月
  • 苗の植え付け:4月~6月
  • 開花期:9月~10月
  • 収穫期:6月~10月
  • 栽培方法:地植え、鉢植え(プランター) ※記載している各適期は温暖地(中間地)での目安です。(寒冷地、暖地では、環境に合わせた栽培を確認してください)
  • 特徴
  • 中国では古代から栽培され食用や薬用として利用されてきました。日本への渡来したのも1000年以上前とされ、食用や薬用として利用されてきました。日本に現存する最古の薬物辞典といわれる「本草和名」に”イヌエ”の名前で記されたのが918年頃とされています。
  • シソは多数の品種があります。葉が紫色の赤シソ系と緑色の青シソ系に大別されます。赤シソはアントシアン系の色素を含み、青シソは含まない。シソ特有の香りは、ペリラアルデヒド、リモネンなどの成分によるものです。それぞれ葉の表面が平らなものと、表面が波打つ”ちり緬”(チリメンジソ)があります。その他、エゴマと青ちり緬が自然に交配してできたウラアカ(カタメンジソ)もあります。

シソは一年草のハーブです

ビタミン、鉄分を豊富に含む

  • 適応
  • 気管支炎、扁桃腺、鼻炎、腸カタル、下痢、アトピー、睡眠不足
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • シソ酒の作り方:青ジソの葉・約60枚、赤ジソの葉約20枚を半日ほど陰干しにする。広口ビンに入れ白ワイン(または日本酒)750mlを注ぎ、好みでハチミツを加える。1週間おいてから、中の葉を取り出し、1/2個分のレモン汁を加えると発色が良くなります。
  • 用土
  • やせ地でも生長しますが、葉が硬くなり香りも弱いので、食用としては質の低いものになります。腐葉土や堆肥のタップリ入った水もちのよい土壌で育てるのがよいです。
  • 鉢植えの場合、市販の野菜用培養土または赤玉土(小粒)7:腐葉土2:バーミキュライト1:の割合で混ぜ込んだ土を使います。酸性土壌が苦手なので、苦土石灰を混ぜ込みます(用土1L当り2~3g、65cmプランターは約13g)
  • 地植えの場合、植え付けの2週間程前に、深さ30cm以上に土を耕して苦土石灰を混ぜ込んでおきます(1㎡当り150g→多めの1握り)さらに、植えつけの1週間程前に、土壌改良用の牛ふん堆肥や腐葉土を(1㎡当り4~5kg)混ぜ込んでおきます。平畝(畝幅60cm×畝高10cm)を作っておきます。
  • 肥料
  • 鉢植えの場合、植え付けの際に用土の中に元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。(用土に、市販の野菜用培養土を使う場合、あらかじめ元肥が混ぜ込んである場合があるので、確認してから元肥を施します)鉢底石を敷いて、苗を定植後の追肥は、水やりを兼ねて月2~3回薄めの液体肥料を施します。
  • 地植えの場合、植え付ける前に元肥として野菜用化成肥料(1㎡当り100g)を混ぜ込んでおきます。定植後の追肥は、1回目の収穫後から、2週間に1回、野菜用化成肥料(1㎡当り60g)をばらまきします。
  • 置肥(ばらまき)をする際には、株元は避け枝先の端下の地表部にまきます。

シソはシソ科シソ属

  • タネまき
  • 適期は4~5月です。気温が低いと発芽しにくいので注意しましょう。発芽適温は22℃前後です。
  • 種子は堅くて水分を吸収しにくいので、一昼夜ほど水に漬けた後に、水切りをして浅く蒔くと発芽時期が揃いやすくなります。シソの種子は光に当たると発芽率が良くなる「効光性種子」なので、蒔いた後は板などで軽く押さえて用土になじませる程度にして、土はかぶせません。
  • 気温が22℃前後になる1週間から10日程度で発芽します。発芽したら、混み合った部分を間引きして20~30cm間隔にします。箱などに蒔いた場合は、本葉が5~6枚になって茎がしっかりしたら、堀り上げて鉢やコンテナに植え付けます。
  • 植え付け
  • 適期は、4~6月がです。
  • 鉢植えの場合、鉢底石を敷き、定植したら、「用土」と「肥料」の項目で準備しておいた先程の土を鉢に戻します。植え付け直後にタップリの水を施します。(株間は20cm、65cm深型プランター3株が目安)
  • 地植えの場合、「用土」と「肥料」の項目で準備しておいた先程の土壌に植え付けます。堆肥を底に敷いて、根鉢の2倍の深さと直径2.5倍の植え穴を掘り上げます。定植したら、植え付け直後にタップリと水を施します。(株間は20~30cmで植え付けます)

シソは英名がPerillaです

ハーブの仕切りライン

花・葉・実のいずれも芳香がある

  • 水やり
  • やや湿り気のある土壌を好み、乾燥を嫌います。土の表面が乾きかけたらタップリと水を与えます。水切れすると葉が傷んでしまうので要注意。
  • 保水力のある土壌に、地植えしている場合は問題ありませんが、鉢やプランターで育てている場合は、真夏など乾燥しやすい場所では、株元や土の表面に腐葉土やワラなどを敷いて水分の蒸発を防ぐ対策をしましょう。真夏の時期は、鉢植えは午後からは日陰に移すなどの管理をしましょう。
    • 手入れ
    • マルチング→真夏の乾燥が続く時期は、株元や表土にわらや腐葉土を敷いて水分の蒸発を防ぎ、保水性を保ちましょう。
    • 病気→特になし
  • 害虫→アブラムシ、ヨトウムシ
  • 収穫
  • 適期は、6~10月です。葉が茂ったら適時摘み取りできます。
  • タネの採取→花が咲き終わって実が付いて、花穂が3分の2程度が枯れた頃に刈り取ったら、新聞紙を敷いたカゴの中へ入れて陰干しにします。熟したら種子が落ちてきます、集めて保存しましょう。シソの種は、休眠期間があり、採取後すぐに蒔いても発芽しません。種を採取してから、完熟して6ヶ月は発芽しないで眠っているので、秋に自家採取した種を、翌春に蒔く時には注意しましょう。
  • 日当たり
  • 日当たりの良い場所を好みます、よく日に当てて育てましょう。

ハーブの仕切りライン