カリフォルニアドリーミング バラ-アイボリー色にローズ色の覆輪-イパネマおやじ

カリフォルニアドリーミング (California Dreamin’) は、耐寒・耐暑性がありうどんど病に強い品種です。ただし、黒星病には普通なので月間3~4回の薬剤散布は必要です。アイボリー色に濃いローズ色の覆輪が入る、プリンセスドゥモナコの交配親として作出された品種です。

カリフォルニア・ドリーミング バラ

アイボリーにピンクの覆輪が鮮やかなバラ

  • 以前にメイアン社が作出した名花「プリンセス・ドゥ・モナコ」を改良して作出した品種で、花径も大きく強い香りがあります。
  • 花枝は短いが花首が強く、花つき花もちもよい。
  • 老株になるとベイサル・シュートが発生しなくなるので、古い枝を大切に管理します。
  • 耐寒・耐暑性に優れています。
  • 剪定のシーズンは秋と冬で、夏剪定は秋バラを咲かせるためです。2~3番花が咲いた枝の少し高めの位置で、外芽の上部5mmの個所で切ります。秋に一斉に花を咲かせるためには全ての枝に鋏を入れます。
  • 冬剪定は春バラを咲かせるために基本となる作業ですが、夏の剪定よりも低い位置で切ります。枝の長さの半分から1/3の高さになるように切りましょう。古い枝でも、枯れかけたものや細すぎる枝も切り取ります。
  • 耐病性は、うどんこ病には強い。黒星病に対しては普通なので、薬剤散布は必要です。春から秋の生育期に、月間3~4回の薬剤散布が必要。

段落の仕切りライン大

カリフォルニア・ドリーミング バラ

照り葉の明緑色と花色とのコントラストで映える

  • 作出国:フランス
  • 作出年:2007年に、 Jacques Mouchotte が作出
  • 作出者:2009年に、Meilland International(仏)、Conard-Pyle社(米国)が発表
  • 系統:[HT] ハイブリッドティー
  • 交配親:Princesse de Monaco ×(Sonia × Uwe Seeler)
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:丸弁高芯咲き
  • 花径:大輪(11cm・花弁数26~40枚)
  • 香り:強香
  • 樹形:半直立性
  • 樹高:130cm
  • 撮影:生田緑地ばら苑 2014年5月

葉はよく茂り明緑色の照り葉

バラ園の風景:春の花菜ガーデン

春の花菜ガーデンの風景

園芸メモ:ノアゼット⇒オールドローズ品種群の一つ。1812年にフィリップ・ノアゼットが作出して、更に兄のルイ・ノアゼットが品種改良した。ロサ・キネンシスとロサ・モスカータ、ロサ・ギガンティアの交配で作出された。

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