チャービル ハーブ-軟らかい葉と繊細な香りは料理に欠かせない-イパネマおやじ

チャービル chervil は、パセリに似ていますが、パセリよりも風味が軟らかく甘い芳香がします。葉はサラダ、オムレツ、スープ、ドレッシングなどに利用されます。ヨーロッパ東部から西アジア原産の1年草です。

チャービルはセリ科シャク属

柔らかな葉はまろやかな味がする

  • 分類:セリ科シャク属 / 原産地:ヨーロッパ東部、西アジア
  • 学名:Anthriscus cerefolium
  • 別名:セルフィーユ(和名:ういきょうぜり・茴香芹)
  • 1年草・半耐寒性 / 草丈:20~70cm
  • 開花期:6~7月 / 栽培方法:地植え、鉢植え(プランター)
  • 特徴
  • 草丈は20~70cmの1年草で、葉は羽根状に細かく切れ込んで、シダに似た繊細な植物です。
  • 開花期は初夏、花茎の先端が細かく分かれて5枚の花弁を持つ複散形花序で、白色の小花を、たくさん咲かせます。
  • タネまきは春と秋で、2ヶ月くらいで育った葉は順次収穫できます。

チャービルは草丈は30~50cm

フランスでは美食家のパセリと呼ばれている

  • 適応
  • なし
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • サラダ、オムレツ、スープ、ドレッシング
  • 用土
  • 保水性があり、排水性のよい土壌を好みます。乾燥を嫌い、湿り気のある土壌が適しています。
  • 肥料
  • 植えつけるときに、元肥として緩効性の粒状肥料を混ぜ込んでおきます。後は、特に追肥などの必要はありません。
  • 鉢植えの場合は、培養土3:赤玉土(小粒)7の割合で混ぜ込んだ土を使いましょう。元肥として、緩効性の粒状肥料を用土に混ぜ込んでおきましょう。
  • タネまき
  • 適期は3~4月と、秋が9~10月です。
  • 移植を嫌うので、定植地に直まきして間引きながら育てるか、ビニールポットにまいて苗を育て、根鉢を崩さないように定植します。最終的に、株と株の間隔は約20cmにしましょう。
  • 新しいタネは発芽率がよいのですが、古いタネは非常に悪いので、出来れば自家採取してスグに巻くのが確実です。園芸店などでタネを購入する際には、この点に気をつけましょう。
  • セリ科の植物は、共通してタネの長期保存ができません。自家採取する場合は、花が咲いたらそのまま育てると、実を結んでタネが出来ます。
  • 花を付けると茎が硬くなり香りが弱くなり、食用には適さなくなります。事前にタネの採取用にするか、葉の収穫用にする株なのかを、決めてから育てましょう。
  • 植え付け
  • 移植を嫌うので、定植地に直まきして間引きながら育てるか、ビニールポットにまいて苗を育て、根鉢を崩さないように定植します。
  • 植え替え・株分け
  • 移植を嫌うので避けましょう。

小さな白い花を咲かせる

ハーブの仕切りライン

花後には枯れる一年草

  • 水やり
  • 乾燥を嫌い、湿り気のある土壌を好むので、表面が乾いたらタップリと水を与えます。
  • 手入れ
  • 花芽を摘む→花が咲いてタネができると、株が枯れてしまいます。
  • 若葉を次々と収穫して、長く利用するためには花芽を摘む作業が欠かせません。花に栄養を取られるとよい葉が付かなくなるので小さい蕾のうちに摘み取りましょう。
  • 収穫を兼ねて、丹念に摘芯すると枝分かれして、葉の収穫量も増えます。
  • 病気→立ち枯れ病 発生時期4~11月。枝分かれした部分に発生しやすく、やや桃色か白色のカビが生え、内部が腐りそこから先が枯れます。原因は、毎年同じ土に栽培すると発生しやすくなります。
  • 害虫→特になし

※ ハーブの栽培手入れ⇒トップページ「ハーブ植物の栽培上手」をクリックしてください。

  • 収穫
  • 生長が早く順調に育つとタネをまいてから2ヶ月で葉の収穫ができます。
  • 中心から芽が出てくるので、大きくなった外側の葉を付け根から摘んで収穫します。
  • 生葉は風味もあり、甘い香りがありますが、熱を加えると香りが飛んでしまうので調理法には、留意してください。
  • 乾燥保存は可能ですが、香りが飛んでしまうので生の状態で加工するのがよいでしょう。
  • 注:生葉を刻んでバターに混ぜてハーブバターにして冷蔵保存することが多い。
  • 日当たり・置き場所
  • 日当たりのよい場所を好みますが、初夏から夏季は直射日光を避け、風通しのよい明るい日陰で育てます。

ハーブの仕切りライン