ダイヤーズカモミール ハーブ-マーガレットに似た花姿染料として利用-イパネマおやじ

ダイヤーズ カモミール Dyer’s chamomile は、ヨーロッパの地中海沿岸から西アジアにかけて分布するキク科の常緑多年草です。和名はコウヤカミツレですが、ダイヤーズ カモミールの名前で親しまれています。読み方は、ダイヤーズ カモマイルとも、園芸流通ではゴールデン マーガレットの名前で流通しています。

ダイヤーズカモミールはキク科カミツレモドキ属

色鮮やかな黄色い花を咲かせる

  • 分類:キク科ローマカミツレ属 / 原産地:ヨーロッパ、トルコ、イラン
  • 学名:Anthemis tinctoria
  • 別名:イエローカモミール、ゴールデンマーガレット (和名・コウヤカミツレ・紺屋カミツレ)
  • 多年草・耐寒性 / 草丈:30~80cm
  • 開花期:5月下旬~10月上旬 / 栽培方法:地植え、鉢植え(プランター)
  • 特徴
  • ダイヤーズカモミールは、ローマカミツレ属でジャーマンカモミール、ローマンカモミールとは異なります。
  • ジャーマンカモミールとローマンカモミールは、形態や成分ともによく似ていますが同属ではありません。
  • ダイヤーズカモミール:ローマカミツレ属 多年草
  • ジャーマンカモミール:カミツレ属 1・2年草
  • ローマンカモミール:カモマイル属 多年草
  • 花は、ジャーマン、ローマンの白色と異なりマーガレットに似た黄色い花を咲かせますが、香りはありません。葉は互生して羽状に深く裂けています。
  • 花からは黄色い染料が採れ、少量でもよく染まります。乾燥させたドライハーブも染料に利用できます。切り花、フラワーアレンジメント、ポプリなどに利用できます。ハーブティーとしての利用はされません。

和名は紺屋カミツレ

耐寒性と耐暑性にすぐれ、丈夫で育てやすいハーブ

  • 用土
  • 水はけと日当たりのよい場所を好みます。
  • 地植えの場合は、土をよく耕して苦土石灰、腐葉土、堆肥を混ぜ込んでおきます。株間を30cmにして植え付けます。
  • 鉢植えの場合は、腐葉土3:赤玉土7の割合の用土に植え付けます。
  • 肥料
  • 肥料は多くは必要ありません。
  • 地植えの場合は、元肥として腐葉土と牛糞などの有機質肥料を混ぜ込んでおきます。3月頃に追肥として、即効性の化成肥料を与えます。
  • 鉢植えの場合は、腐葉土3:赤玉土7の割合で混ぜ込んだ用土に、緩効姓の化成肥料を混ぜて与えます。
  • タネまき
  • 適期は5月中旬~9月中旬です。
  • 箱まきか、ポットまきがよいでしょう。箱まきの場合は、土の表面の高さが均一になるようにします。特に箱の四隅は土が少なくなりがちなので注意しましょう。そうすれば土の高さが揃い、乾きが均一になるので、発芽が不揃いになるのを防げます。
  • 発芽までの水やりは、霧吹きで行うと簡単です。新聞紙で覆って乾燥を防ぐのもよいですね。(ただし好光性種子の種類は除く)
  • 植え替え・株分け
  • どちらも適期は9月下旬~10月です。
  • 地植えの場合は、地上部の茎、葉、土中が生長して狭くなったスペースを確保するために植え替えます。
  • 鉢植えの場合は、株が生長して肥料切れと根詰まりをおこすので、春と秋の2回行うとよいでしょう。毎年植え替え鉢サイズも大きくしていきましょう。

草丈は約50cm

ハーブの仕切りライン

鮮やかな黄色の染料が採れる

  • 植えつけ
  • 適期は3月~4月・9月中旬~11月です。
  • 地植えの場合は、土をよく耕して苦土石灰、腐葉土、堆肥を混ぜ込んでおきます。株間を30cmにして植え付けます。
  • 鉢植えの場合は、腐葉土3:赤玉土7の割合の用土に植え付けます。
  • 水やり
  • 地植えの場合は、植え付け後は乾かさないように管理しますが、その後は余程の乾燥がなければ与える必要はありません。
  • 鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらタップリと与えます。
  • 手入れ
  • 刈り込み:花後の7~8月に、花茎を根元から刈り込みます。そうすると秋になると、株元から新芽が出て秋には葉を茂らせます。
  • 病気→特になし
  • 害虫→アブラムシ

※ ハーブの栽培手入れ⇒トップページ「ハーブ植物の栽培上手」をクリックしてください。

  • 収穫
  • 適期は初夏~10月上旬です。マーガレットによく似た黄色の花を咲かせます。花の部位からは、黄色の染料が採れます。
  • 日当たり・置き場所
  • 日当たりと水はけのよい場所を好みます。
  • 鉢植えの場合は、夏場は半日陰に置きましょう。

ハーブの仕切りライン