フランソワジュランヴィル バラ-サーモンピンク色で花弁の重ねがクリームイエロー色-イパネマおやじ

フランソワ ジュランビル (François Juranville) は、品格のある花容と色合いがあり、花つきもよく人気の高いバラです。樹勢は非常に旺盛で、枝の伸長は8m以上にも及びます。スペースが必要ですが、ぜひ育ててみたい品種の一つです。

フランソワ ジュランヴィルはランブラーローズの仲間です

ランブラーローズの小輪房咲き

  • 数輪の房咲きになり、花つきがよいバラ。
  • 開花せずに散ってしまうツボミもある。
  • フランソワ・ジュランヴィルは遅咲きで、花もちは中くらいの品種。
  • 花枝がしなやかで、花の重みで枝垂れるバラ。
  • シュートはしなやかで、匍匐するように長大に伸びるバラ。
  • ベーサル・シュートは若木のうちは多発するが、経年とともに発生が減少する。
  • 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には強い。
  • 薬剤の散布:月間3~4回以上の定期的な薬剤散布は必要。病気に強い品種も月間1回程度の薬剤散布をすれば、より順調な生育が期待できる。

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フランソワ ジュランヴィルは巨大なつるバラに生長する

フランソワ ジュランヴィルは8mにも伸長します

フランソワ ジュランヴィルは一季咲き品種です

強健な品種で、悪条件にもよく耐えて無農薬栽培に適するバラ

  • 作出国:フランス
  • 作出年:1906年
  • 作出者:Barbier Frères & Compagnie
  • 系統:[HWich] ハイブリッド・ウィクラナ(ランブラーローズ)
  • 交配親:Rosa wichuraiana × Madame Laurette Messimy
  • 咲き方:一季咲き
  • 花形:ロゼット咲き
  • 花径:中輪(7cm・花弁数17~25枚)
  • 香り:中香(フルーツ香)
  • 樹形:つる性
  • 樹高:450cm
  • 撮影:谷津バラ園 2015年5月

枝がしなやかで花弁の重みで枝垂れるバラ

バラ園の風景:都電荒川線三ノ輪停留場のバラ園

都電荒川線のバラ園の風景

  • バラの系統→[HWich] ハイブリッド・ウィクラナ
  • モダンローズに分類され、テリハノイバラ(Rosa luciae=Rosa wichurana)に由来する系統で大型のつる性となり、ランブラートして扱われる。枝がしなやかで匍匐(ほふく)するように幅広く伸びる。
  • [LCl] ラージ・フラワード・クライマーの成立の基となっている。

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