シクラメン 季節の花-秋~春まで長く開花する花-イパネマおやじ

  • シクラメンは、扁球形の球根から多くの葉茎を伸ばして茎頂部に花を咲かせます。花の筒部は下向きから、花冠は5裂して上へ反り返って開花します。乾燥気味に育てた方が病気の発生も少なく、株全体がしまります。
  • シクラメンは花茎が先端で曲がり、花が下向きになり花弁が反り返って立つのが基本形です。しかし最近では、花が上向きに咲く品種も出回り多様な園芸品種があります。

シクラメンは鉢植え向き

耐寒性が低いので冬季は室内で管理する

  • 分類:サクラソウ科シクラメン属 / 原産地:地中海沿岸、北アフリカ、西アジア
  • 別名:カガリビバナ、ブタノマンジュウ
  • 学名:Cyclamen persicum
  • 園芸分類:多年生草本(球根) / 耐寒性(やや弱い)、耐暑性(普通)
  • 草丈:10~50cm
  • 苗の植え付け・植え替え:9月
  • タネまき:発芽までに日数がかかり開花するまでに数年を要することが多く、個人では難しいので、苗の購入をお奨めします。
  • 開花期:11月~3月
  • 栽培方法:鉢植え ※記載している各適期は温暖地での目安です。(温暖地以外の地域は、条件に合わせた栽培を確認してください)

段落の仕切りライン大

  • 特徴
  • シクラメンの仲間は、ヨーロッパ南部~北アフリカ、中近東に、野生のCyclamen persicumを中心に約23種が分布しています。この種を基本に、品種改良して現在では多数の園芸品種が流通しています。最近では、園芸店で見かける多くはミニシクラメンが増えていますね。
  • 花色は、白、ピンク、黄色、紫、赤、復色など多様です。花形も、一重咲きや八重咲きに、花弁に細かいフリンジが入るも品種もあります。

シクラメンはサクラソウ科

  • 用土 
  • 普通の鉢植えの場合、市販の草花用(または赤玉土(小粒)6:腐葉土4:の割合で混ぜ込んだ土を使います。(用土に、市販の草花用培養土を使う場合、あらかじめ元肥が混ぜ込んである場合があるので、確認してから元肥を施します)
  • 底面給水鉢の場合、赤玉土5:腐葉土3:ピートモス1:パーライト1:の割合で混ぜ合わせた用土を使います。1ケ月に1回は底の受け皿を外して、鉢土の表面からタップリと水を施します。   
  • 肥料 
  • 鉢植えの場合、植え付けの際に用土の中に元肥として緩効性化成肥料(1㎡当り3g)を混ぜ込んでおきます。鉢底石を敷いて、苗を定植後の施肥は、9月~5月上旬の間、2ケ月に1回化成肥料を置肥します。(又は代わりに、1週間に1回1500倍程に希釈した液体肥料を施します)
  • 底面給水鉢の場合、植え付ける前に元肥として緩効性化成肥料(1㎡当り3g)を混ぜ込んでおきます。不織布を敷いて、定植後の施肥は、苗を定植後の施肥は、9月~5月上旬の間、2ケ月に1回化成肥料を置肥します。(又は代わりに、1週間に1回1500倍程に希釈した液体肥料を鉢底の受け皿に入れます)

シクラメンは球根植物

植え替え後1週間は直射日光に当たらないようにする

  • 植え付け・植え替え
  • 苗の植え替え適期は、9月です。夏越しの違いにより、植え替え方法も2種類あります。
  • 夏に休眠した場合→鉢から抜いた株(球根)の古い土をよく振るい落とし、根を2~3cm残して、切り落とします。「用土」と「肥料」の項目で準備したものに入れ替えてから、一回り大きな鉢へ植え替えます。球根の半分くらいが地上に出るように植え付けます。
  • 夏に休眠しなかった場合→鉢から抜いた株(球根)の古い土を軽く振るい落とし、「用土」と「肥料」の項目で準備したものを、一回り大きな鉢へ入れ替えて植え付けます。球根の肩が地表に出るようにして、深植えしないように植え付けます。
  • 秋から冬にかけて開花株が売られています。苗を購入する場合は、葉とツボミが多く付いて株全体が締まった開花株を選びます。(鉢底から給水して育てる、底面給水鉢タイプが多いようです)
  • 増やし方
  • シクラメンの球根は分球しないので、子球を分けて増やすことが出来ません。タネまきで増やすことが可能ですが、発芽までに日数がかかり開花するまで数年を要する場合も多いので難易度は高いです。タネまきの適期は、9月~11月です。

シクラメンは開花期が長い花

鉢底給水鉢は1ケ月に1回水替えする

  • 水やり
  • 普通の鉢植えの場合、土の表面が乾いたらタップリと施します。花や葉に水がかかると傷むので、注意して施しましょう。
  • 底面給水鉢の場合、常に鉢の受け皿に、水と希釈した肥料を満たしておけば大丈夫です。月に1回は鉢の受け皿を外して、鉢土の表面から洗い流すつもりでタップリと水やりします。こうすることで、鉢内の老廃物や濃度の高くなった肥料分を洗い流す効果もあります。
  • 夏越し
  • 夏の暑さに弱く、暖地では5月頃になると葉が枯れて休眠期に入ります。但し、寒冷地や涼しい環境の場所に置いている場合は、休眠しないで夏越しをします。
  • 休眠した場合→休眠した株は、日が当らず風通しのよい場所に置きましょう。休眠に入った初夏から、9月の植え替え適期の期間は、一切水を施さないようにします。
  • 休眠に入らない場合→半日陰で、風通しのよい涼しい場所で夏越しさせましょう。
  • 手入れ
  • 花がら摘み→花後の枯れた花や枯れた葉は、早めに摘み取ります。
  • 防寒対策→冬季は、軒下や室内に移動させます。
  • 病気→軟腐病、灰色かび病
  • 害虫→アブラムシ、ハダニ
  • 日当たり
  • 日当たりのよい場所を好みます。冬季の適温は、6~10℃です。注意したいのは、暖房のきいた室内に置くと、夏が近づいたと勘違いして休眠したり、葉茎が伸長し過ぎて徒長気味になり株が弱くなります。
  • 球根の茎頂部にある芽に日光を当てることにより、生育を促し花を中央に集めて株姿を整えます。その際に、茎が乱立すると交差して日光が当り難くなるので、外側へ広げるように誘引します。(葉組みという)

段落の仕切りライン大