センニチコウのタネまきは4月から 季節の花-ドライフラワーにできる

  • センニチコウは、真夏にも元気に咲き続ける丈夫な花です。7月頃から咲き始めて、秋までの長期間に亘り楽しませてくれます。開花期になると、分枝した先端部に径2~2.5cmの球状や円筒状の頭状花を付けます。実は、花のように見えるのは苞葉(ほうよう)と呼ばれるツボミを包んでいた葉の部分なんですが、「特徴」の欄に改めて記載しています。
  • 花色(苞葉)は、ピンク色、紅紫色、紫色、赤色、朱赤色など、熱帯植物特有の極彩色ではなく、落ち着いた色調の花色が多いですね。花(苞葉)の部分はドライフラワーのような感触があります。和名の「千日紅」は、色褪せずに長期間咲き続けることに由来しています。実際にドライフラワーにして利用されています。

センニチコウは夏から咲く花

盛夏の暑さにも負けずに元気に開花する

  • 分類:ヒユ科センニチコウ属 / 原産地:熱帯アメリカ、アジア南部
  • 別名:(漢字表記:千日紅)
  • 学名:Gomphrena
  • 園芸分類:一年草・多年草 / 弱耐寒性、耐暑性 
  • 草丈:15~65cm(種類により異なる)
  • 苗の植え付け適期:4月下旬~7月
  • タネまき適期:4月下旬~5月中旬
  • 開花期:5月~11月 /
  • 栽培方法:地植え、鉢植え(プランター) ※記載している各適期は温暖地(中間地)での目安です。(寒冷地、暖地では、環境に合わせた栽培を確認してください)

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  • 特徴
  • センニチコウの仲間は、熱帯アメリカを中心に世界の亜熱帯・熱帯に約100種が分布しています。ほとんどの種は雑草に近い種ですが、その中で花の美しい数種が観賞用として栽培されています。日本へ渡来したのは、意外と古くて江戸時代初期と当時の書物に記述されています。
  • 真夏の炎天下でも元気に枝を伸ばして、茎頂部に径2~2.5cmの球状の花を咲かせます。球状花は多数の小花が集ったものです。実は、花に見える部分は花ではなく苞葉(ほうよう)と呼ばれ、ツボミを包んでいた葉の部分になります。本当の花は、苞の間にある白色~薄黄色の部分です。1mm程の小さなものなので、ほとんど目立ちません。
  • 近縁種
  • センニチコウ(Gomphrena globosa)→熱帯アメリカ原産の一年草。草丈40~50cmで、開花期は7月~10月頃です。
  • キバナセンニチコウ(G. haageana)→北アメリカ南部に分布する多年草。寒さで冬に枯れてしまうので、園芸上は一年草扱いをする。草丈50~70cmで、開花期は7~10月です。

センニチコウはドライフラワーのような感触

水はけのよい土壌を好みます

  • 適応(ハーブ、漢方としての適用) / 料理・飲み物で楽しむ
  • なし
    • 用土 水はけのよい土壌を好みます。強い酸性土壌を嫌います。
    • 鉢植えの場合、市販の草花用培養土または、赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂1:の割合で混ぜ込んだ土を使います。
    • 地植えの場合、掘り上げた土に対して腐葉土2~3割と、酸性の強い土壌なら苦土石灰を混ぜ込んでおきます。(水はけが悪い土壌なら川砂を1~2割混ぜ込む)
  • 肥料
  • 鉢植えの場合、植え付けの際に用土の中に元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。定植後の施肥は、7~10月に月1回を目安に緩効性化成肥料を置肥します。
  • 地植えの場合、植え付ける前に元肥として有機質肥料と堆肥を混ぜ込んでおきます。定植後の施肥は、7~10月に月1回を目安に緩効性化成肥料を置肥します。
  • 置肥をする際には、株元は避け枝先の端下の地表部に撒きます。

センニチコウは熱帯植物です

  • 植え付け
  • 苗の植え付け適期は、4月下旬~7月です。
  • 「用土」と「肥料」の項目で準備しておいた土壌に、植え付けていきます。
  • 鉢植えの場合、鉢底石を敷いて植え付けます。定植したら、用土と元肥を混ぜ込んで用意しておいた先程の土を植木鉢に戻します。植え付け直後にタップリの水を施します。
  • 地植えの場合、根鉢の2倍の深さと直径2.5倍の植え穴を掘り上げます。株間は20~30cm空けて植え付けます。定植したら、用土と元肥を混ぜ込んで用意しておいた先程の土を植え穴に戻します。植え付け直後にタップリと水を施します。
  • 植え替え
  • 一年草または一年草扱いで、花後に枯れてしまうので植え替えの必要はありません。

一年草なので植え替えは不要

  • 増やし方
  • タネまきで増やす→適期は、4月下旬~5月中旬です。タネは表面が綿毛に包まれていて吸水させにくので、タネを砂と一緒にもみ込んで綿毛を取り除きます。(市販されているタネは、大抵この処理は済み)発芽適温は20~25℃です。箱まきやポットまきにして、1週間~10日程で発芽して本葉が3~6枚になったら鉢やプランター、地植えにして定植します。移植しないのであれば、花壇や鉢に直まきして、間引きながら育ててもよいですね。

センニチコウはタネまきで育てる

  • 水やり 過湿を嫌うのでやや乾燥気味に管理します。
  • 鉢植えの場合、土の表面が乾いたらタップリと水を施します。
  • 地植えの場合、基本的には必要ありません。
  • 手入れ
  • 花がら摘み→花後の枯れた花は放置せずに切り取ります。
  • 害虫→ハダニ
  • 日当たり
  • 日当たりと水はけのよい場所を好みます。

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