クリサンセマムとは、本来はキク科全体の総称ですが、園芸分類上ではバルドサム種、カリナタム種、ムルチコーレ種などの一部を指しています。そのパルドサム種の園芸品種が「ノース・ポール」です。

以前は、キク科クリサンセマム属に分類されていたので、その名残りでコレオステプス・ムルチコーレと共に、流通上では「クリサンセマム」と呼ばれています。現在は、キク科レウカンセマム属に分類されます。(画像のピンク色の花は、クリサンセマム・ロビンソン ピンクです)

クリサンセマム・パルドサム ノースポールです

秋まきの一年草です

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  • 分類:キク科レウカンセマム(旧 クリサンセマム)属 / 原産地:南ヨーロッパ、北アフリカ
  • 別名:(和名:ノースポールギク)
  • 学名:Leucanthemum paludosum cv North Pole  (Chrysanthemum paludosum)
  • 英名:Swanp Chrysanthemum
  • 園芸分類:1年生草本 / 半耐寒性
  • 草丈:20~60cm
  • 開花期:8月下旬~10月 / 栽培方法:地植え、鉢植え
  • 撮影:里山ガーデン 2018年4月
  • 特徴
  • 北アフリカ原産で、日本へは1970年頃に渡来したとされています。秋にタネを蒔いて、翌春に花を咲かせた後に枯れる一年草として扱うのが一般的です。ビオラやパンジーと共に、冬に植え付けて花を咲かせながら冬越しして、初夏まで咲き続ける人気がある定番の園芸品種です。
  • 近縁種
  • クリサンセマム・ムルチコーレ(Coleostephus myconis)→ノース・ポールと同じように、クリサンセマムの仲間として流通していて、広く栽培されています。現在はクリサンセマム属ではなく、キク科コレオステフス属に分類されています。
  • クリサンセマム・カタナンケ(Chrysanthemum catananche)→キク科ローダンテムム属の多年生草本ですが、日本では夏の暑さのため一年草として扱われています。原産地はモロッコで、草丈30cm程で葉は銀白色の細毛に覆われる。3~6月頃に花茎を伸ばして、茎頂に5cm程のデージーに似た白色の花を咲かせます。以前はクリサンセマム属でしたが近年になってローダンテムム属に分類されています。

ノースポールは地中海沿岸が原産地

  • 適応・(ハーブ、漢方としての適用)
  • なし
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • なし
  • 用土
  • 水はけがよく、有機質に富んだ土がよいでしょう。市販されている、花や野菜用の土を使うのが簡単ですが、自分でアレンジするなら下記の配合がよいでしょう。
  • 鉢植えの場合、赤玉土(小・中粒)7:腐葉土3:の割合で混ぜ込んだ土を使います。
  • 地植えの場合、定植する場所の土をよく耕して腐葉土を混ぜ込んでおきます。
  • 肥料
  • 鉢植えの場合、植え付けの時に用土の中に緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおきます。
  • 春から晩秋まで咲き続けるので肥料切れを起こさないように注意して、開花中は追肥として液体肥料を10日に1回を目安に施します。

ノースポールはキク科の植物

  • 植え付け
  • 苗の植え付け適期は、秋が10月上旬または春が3月~4月です。
  • 秋に植え付けておくと、冬までにしっかりと根を張り、暖かくなってからの生長が早いです。丈夫なので1株でも枝分かれして茂るので、植えつける際に、苗の間をしっかり空けておきます。(65cmの長プランターなら4株を目安に)
  • 植え替え
  • 花後に枯れてしまう一年草なので、一度植え付けたら植え替えの必要はありません。

ノースポールの増やし方はどうするの?

  • タネまきで増やす→
  • 適期は、9月中旬~10月です。
  • 花後に散り落ちた種子でも簡単に発芽します。用土を入れた育苗箱にタネを蒔き、発芽したら混み合った芽を間引きします。
  • 本葉が4~5枚になったら、鉢や花壇へ植えつけます。(発芽適温は18℃前後)
  • 挿し芽で増やす→
  • 茎の先端7~8cmで切り取り用土に挿します。茎の中程の部分でも根付きますが、先端より生長が劣る。

ノースポールは秋まき一年草

  • 水やり
  • 鉢植えの場合、土の表面が乾いたタップリと水を施します。過湿を避けるために、毎日習慣として水を施すのは避けましょう。

ノースポールに必要な手入れは?

  • 花がら摘み→枯れた花がらは迅速に摘み取ります。放置すると種子を付けて余分なエネルギーを使い株が消耗します。早めに摘み取ることで、次の開花を促し長期間花を楽しめます。
  • 摘心→苗のうちに芽先を摘み取ると脇芽が出て枝数が増え、株のバランスがよくなります。
  • 病気→特になし
  • 害虫→アブラムシ

※ ハーブの栽培手入れ→トップページ「ハーブ植物の栽培上手」をクリックしてください。

  • 日当たり
  • 日当たりのよい場所を好みます。日当たりが悪いと、茎が細くなり軟弱になり、花つきも悪くなります。
  • 但し夏などの高温には弱く30℃を越すと生長が止まります。

植物園の風景:里山ガーデンにて

里山ガーデンの風景

ノースポールは、桜の花が散り始める頃に、パンジーなどと共に鮮やかな花色が際立ち始めますね。冬にビオラやパンジーと一緒に寄せ植えしておくと、冬でも咲き続け初夏から夏に枯れる一年草です。

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