天津乙女 バラ-黄色にオレンジ色のぼかしが入る-イパネマおやじ
天津乙女 (Amatsu Otome) は、花つきもよく花形も優れていて花壇用に適した品種です。日本で作出された剣弁高芯咲きのハイブリッドティー系統種で、世界へ向けて初めて評価された記念すべき品種です。
樹形のよくまとまる完全樹形です
- 黄色にオレンジ色のボカシが入るバラ。
- かっては黄色系の代表品種として栽培されました。
- 他の花に先駆ける早咲き品種です。
- 咲き進むと外弁が白っぽくなる。
- 花つきがよく強健で、鉢植えにも適している。
- 樹形はコンパクトにまとまりがよく、枝が堅く充実しやすい。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回の定期的な薬剤散布は必要です。
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見事にオレンジ色のぼかしが入っています。ローズ色に近いかも・・
葉は明緑色で光沢のある照り葉。数多く茂ります
バランスのよい花形ですね。経年と共に大株に育ちます
樹高さが100cm程で耐病性は普通。月間3~4回の定期薬剤散布は必要です
強健でシュートの発生も活発です。横張り性の樹形です
ティー・ローズ系の芳香がある
- 作出国:日本
- 作出年:1960年
- 作出者:寺西菊雄 氏
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:Chrysler Imperial × Doreen
- 咲き方:四季咲き
- 花型:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(11cm・花弁数41枚+)
- 香り:中香(ティー系)
- 樹形:半横張り性
- 樹高:120cm
- 撮影:神代植物公園・2014年10月 生田緑地ばら苑・2016年5月
濃黄色で剣弁高芯咲きの多花性バラ
バラ園の風景:相模原北公園のバラ園
園芸メモ:根付け肥⇒植え付けた苗を、早く活着させるために施す肥料のこと。追肥の一種です。定植の3日程前から、定植後数日の間に与えます。