アンブリン バラ-連続開花する四季咲き性が強い-イパネマおやじ
アンブリン (Anne Boleyn) は、サーモンピンク色でクォーターに近いロゼット咲きになります。花つきがよくスプレー状になって、多くの花をつけます。
ウォームピンク色のロゼット咲き
- 別名は「アンヌ ボレイン(Anne Boleyn)」国内ではこの名前で流通している。スペルは同じで読み方が異なる。
- アン ブリンは、10数輪をつけてスプレー咲きになるバラ。
- 特徴は、花もちはよくないが連続して開花する、完全な返り咲き性を持っていることです。
- 葉はソフトグリーンで、花色との対比が鮮やかに映えます。
- 細い枝先で、うつむきかげんに咲きます。
- 強健で、日照時間が3時間程度でも元気に育ち、半日陰でも良い花を咲かせます。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。月1回程度の薬剤散布をして、病害予防の管理を怠らないようにしましょう。
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弓なりの枝が伸びて低めにまとまるので鉢植えに適する
- 作出国:イギリス
- 作出年:1990年に、David Austinが作出
- 作出者:1999年に、David Austin Roses Limited が発表
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配親:Graham Thomas × 実生
- 咲き方:四季咲き
- 花形:ロゼット咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数41枚+)
- 香り:中香(フルーツ香)
- 樹形:シュラブ(横張りタイプ)
- 樹高:80cm
- 撮影:京成バラ園 2014年11月
アン ブリンは少しうなだれ気味に咲く
バラ園の風景:京成バラ園
園芸メモ・バラの栽培用語:鉢底石⇒水はけと通気性をよくするために、鉢の底に敷く大粒の軽石や発泡煉石(はっぽうれんせき)のこと。