ローゼンドルフシュパリースホップ バラ-弁端が強く波打つ-イパネマおやじ
ローゼンドルフ シュパリースホップ (Rosendorf Sparrieshoop) は、樹形が横張り性で、寒冷地ではまとまりのよいシュラブになるが、暖地ではつるバラとして扱われています。(ここでは、つる性品種として扱います)
淡いピンク色の弁端が濃くなり波打つ優雅なバラ
- 花枝は太くて短く、節間が詰まっているバラ。
- 大きな房咲きになり花つきがよく、花もちもよいつるバラ。
- 横張り性で、寒冷地ではまとまりのよい株になる。温暖地では伸長するのでつるバラとして扱う。
- 生育期の手入れ→2~3回以上は繰り返し咲くので、花枝を10~15cm残して切ります。
- 古株になると、新しいシュートの発生が少ないので古枝を大切にする。古枝には花がよく咲く。
- 耐病性は、うこんこ病、黒星病ともに強い。月間1回程度の薬剤散布を実施するとより順調に生長が期待できる。
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弁端が強く波打ちます。房咲きになるが花弁数は少ない品種
開花直後の花形は剣弁状になっていますね
葉色は浅い緑色で縁が軽く波打つ
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- 作出国:ドイツ
- 作出年:1989年
- 作出者:W. Kordes & Sons
- 系統:[Cl] クライミング・ローズ
- 交配親:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:波状弁平咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数9~16枚)
- 香り:微香
- 樹形:シュラブ(剪定して自立させる / 枝を誘引して小型のつるバラ)
- 樹高:250cm
- 撮影:京成バラ園 2014年5月
ゆるいカップ状から平咲きになり花芯がのぞく
バラ園の風景:春の京成バラ園
園芸メモ・バラの栽培用語:芽出し肥⇒草花の芽が動き始める、2月下旬から3月上旬頃に施す追肥(ついひ・おいごえ)の一種。