ミツバ ハーブ種苗-日本特産の野菜で和食料理の必需品|イパネマおやじ

ミツバ mitsuba は、東アジアに広く分布していて日本ではやや湿り気のある半日陰の場所で自生している野草です。数少ない日本原産の野菜で、香りや風味は昔なつかしい郷愁を感じませんか。茶碗蒸しやお吸い物などに必ず入っていましたね。

ミツバはセリ科ミツバ属です

栽培がとても簡単で水やりさえ忘れなければ生育します

  • 分類:セリ科ミツバ属 / 原産地:日本、朝鮮半島、中国
  • 学名:Cryptotaenia japonica
  • 別名:ミツバゼリ (和名・三つ葉)
  • 多年生草本・耐寒性 / 草丈:30~50cm
  • 開花期:6~7月 / 栽培方法:地植え、水耕栽培、プランター
  • 特徴
  • 葉っぱが3つに分かれているのがミツバの名前の由来で、縁はギザギザのある葉姿になります。茎は直立して30~60cmになります。花は、初夏になると枝先から出て2~3mmくらいの白い花をつけます。そして、花後に小さな円柱形の種子が2つ入った白い果実をつけます。現在では、料理に欠かせない野菜として利用されています。
  • その栽培法は、関西系と関東系との2つに分類されます。その違いは、関西風が軸の中心が緑色のものが主で、光にしっかり当てながら密生させて軸を細く育てます。光にあてるので緑色になります。
  • 関東風はというと、軸の部分が白いものが中心です。あまり光は当てずに、土で覆ったり室やビニールハウスで遮光して軸の部分を白く軟らかく育てます。これはウドやアスパラガスなどと同じ栽培方法で、軟白栽培といいます。
  • 露地植えして、根が付いたまま売られているものを”根ミツバ”、同じく露地植えで育てて一方の茎葉を刈り取って、掘りあげて室やビニールハウスで芽を出させてから、根を切り揃えて売られているものが”切りミツバ”と呼ばれます。
  • この二種類の特徴は、日によく当てると香りとアクが強くなり、軟白の方が香りがあります。
  • ミツバの栽培はとても簡単で、難しい作業はありません。水やりさえ忘れなければ、よく育ちます。

ミツバは野菜として利用

  • 適応
  • 消炎解毒、血行促進
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • 汁ものの薬味、おひたし、酢味噌あえ
  • 用土
  • 明るい日陰~日当たりのよい環境で、保水性のある土壌が適しています。ただし湿地には適しません。
  • 地植えの場合は、タネをまく2週間前によく耕して苦土石灰を混ぜ込んでおきます、1㎡あたり50~100g。更に、タネをまく1週間前に以下のものを全体に混ぜこんでおきます。
  • 黒土(赤土も可):1㎡あたり5~10リットル
  • 腐葉土:1㎡あたり5~10リットル
  • 有機配合肥料(野菜用肥料でもよい)
  • プランター(深さ15cm以上)の場合は、腐葉土2:赤玉土3:ピートモス3:パーライト(小粒)2に完熟堆肥5%、緩効性化成肥料2g/L、苦土石灰1g/Lの用土。鉢底ネットを忘れずに。
  • 肥料
  • 草丈が10cmくらいに育ったら、株元から少し離して肥料を施します。
  • 液体肥料の場合は、1週間に1回。固形肥料の場合は、1ヶ月に1回のペースで追肥します。

ミツバは草丈約40cm程

ミツバはタネまきで増やします

  • タネまきで増やす
  • 適期は春が3~5月、秋が9月上旬~10月下旬です。
  • 種子は休眠性で、発芽抑制物質をもっている。タネまきの前に、一昼夜水に浸しておく。好光性種子なので、プランターに直まきして土は、ほとんど覆わない。水をかけすぎるとタネが流れるのでソッと水やりします。
  • 乾燥を防ぎながら18~20℃で管理すると約2週間で発芽します。

  • 水やり
  • 発芽後は、土の表面が乾いたらタップリ水やりをします。
  • 土が乾燥しやすい時期は、水きれを起こさないように注意しましょう。株元にワラや腐葉土を置いてマルチングするのも効果があります。
  • 手入れ
  • 発芽後は苗の育ち具合をみながら、本葉が2~3枚になったら混み合った部分を間引きします。
  • 病気→特になし
  • 害虫→アブラムシ たまにつくことがあるので、水をかけるか捕殺します。食害に遭った葉は速やかに処分しましょう。

日本料理には欠かせない上品な香りの野菜

  • 収穫
  • 草丈が15~20cmに育ったら根元を5cm程残して収穫します。収穫後には、、また新しく葉がでてきます。
  • 長く楽しめるので、キッチンの近くにあると便利ですね。スーパーで売っている水耕栽培の根つきのミツバも、料理に使った後、根元5cm位残した根の部分を水に浸けておくと新しく芽が出てきます。
  • 明るい日陰で、水を5日に1回替えてやると元気に育ちます。生育を促すために薄くした液体肥料を入れてやってもよいですね。 
  • 日当たり・置き場所
  • 半日陰でも育ちますが日当りがよい場所がベストです。
  • 暑い時期には、プランターを直射日光の当たらない風通しがよい場所に移してやりましょう。