ペレニアルブルー バラ-白地にローズ色の覆輪が入る多花性のつる品種-イパネマおやじ
ペレニアル ブルー (Perennial Blue) は、1枝に数10輪の花がうつむきかげんに、枝垂れながら密集して咲きます。(注:同一の品種名のバラがありました。このページに掲載した以外にも、イギリスのBernard F. Mehring が作出した同名品種があります。交配親は少し異なります)
花弁中央は白くで濃紫から淡ピンク色に変わるバラ
- ペレニアル ブルーは花もちがよく、返り咲く品種です。
- 葉はノイバラのように小さくて、成株になると250cm以上に伸長するつるバラ。
- シュートの発生は、若い株の時期だけで成株になると少なくなる。
- ペレニアル ブルーは耐寒・耐暑性があり樹勢が強い。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。ただし、ハダニが発生しやすいので花後は必ず薬剤散布をしましょう。
- バラの葉が少しずつ”さびた”感じになっていく兆候が現れたら、ハダニです。症状が出たら、すぐにダニ専用の薬剤を、葉の裏側を中心に全体に散布しましょう。
※ バラの手入れや病害虫の防除⇒トップページ「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
ブーケのようにまとまって房咲きになる
- 作出国:ドイツ
- 作出年:2007年
- 作出者:Rosen Tantau
- 系統:[Cl] クライミング(ランブラー)
- 交配親:Blue Rambler × Super Excelsa
- 参考:類似品種 作出⇒イギリス 2004年 Bernard F. Mehring 交配親:Veilchenblau × Super Excelsa
- 咲き方:返り咲き
- 花形:丸弁平咲き
- 花径:小輪
- 香り:中香
- 樹形:つる性
- 樹高:200cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2015年5月
ペレニアル ブルーは成株に育つと見上げるような大きなつるバラになる
バラ園の風景:青空の下の京成バラ園にて
園芸メモ・栽培用語:バルブ⇒一般には球根のこと。洋ランでは、葉がついている茎が大きく膨らんでいる部位をいう。