フロージン’82 バラ-花径が15cmの巨大輪だが鉢栽培にも適する-イパネマおやじ
フロージン’82 (Frohsinn’ 82) の、明るいオレンジ色の花弁は、咲き進むにつれ弁端がサーモンピンクに染まっていきます。
ピンク色と橙色のグラデーションが美しいバラ
- フロージン’82は、花つき花もちがよく、巨大輪になる。
- 花もちはよいが、花弁に赤い斑点が出やすい。
- 枝は堅くトゲが小さいので扱いやすい。
- シュートの発生が、やや緩慢です。
- 樹形はコンパクトにまとまり、花つきもよいので鉢植えに向いている。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。週に1回以上の定期的な薬剤散布を行えば、ほとんど病害の発生はない。
強健性で育てやすく初心者にも適するバラ
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1982年
- 作出者:Mathias Tantau, Jr.
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:未発表
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:巨大輪(14cm・花弁数21~34枚)
- 香り:中香
- 樹形:半直立性
- 樹高:160cm
- 撮影:神代植物公園 2014年10月
フロージン’82はオレンジ色にピンク色がかった巨大輪
バラ園の風景:春の谷津バラ園にて
- 園芸作業⇒用土
- バラを元気に育てるには、根の健全な生育が必要です。
- 水はけと、保水性のよい土壌で栽培することで、根が健全に生育して病害虫に対しても強いバラが育ちます。初めてバラを育てる方は、まずバラ用の培養土で栽培してみるのがよいでしょう。
- 自分で配合する場合は、赤玉土(小粒)3:赤玉土(中粒):腐葉土2:牛フン堆肥2の割合で配合します。これが基本ですから、あとは品種や環境によって配合を変えてみましょう。
- 鉢植えの場合、8号(直径24cm)以上で、土がたくさん入る深めの鉢が適しています。赤玉土:6腐葉土:4の割合で混ぜ込んでおきます。(元肥は混ぜないでください)