ニュードーン バラ-どんな環境でもつる枝を伸ばして生長する-イパネマおやじ
ニュー ドーン (New Dawn) は、初期の生育は遅いが、少しずつ樹勢が増して強健になり株を茂らせます。
ニュードーンは淡い桃色の整形花
- 数輪の房咲きで、花つきがとてもよいつるバラ。
- ニュードーンは遅咲きの品種で、花もちはやや悪い。
- 結実しやすいので、花がらを小まめに切りとります。
- 春の開花後も、適時返り咲くが花数はすくないバラ。
- 発生するシュートは、柔軟性があり伸長力もある。誘引は易しいが、枝が太くなるまで放置してからの仕立ては、大きなトゲがあり困難になる。
- 枝変わりに「ホワイト・ニュー・ドーン」と「アウェイクニング」があります。いずれも、ニュー・ドーンとほぼ同じ性質。
- 数少ない「栄誉の殿堂入りのバラ」に選定された良質のバラです。
- 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には非常に強い。黒星病に対しての薬剤散布は病害の兆候が現れなければ不要です。
※ バラの手入れや病害虫の防除⇒トップページ「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
つるバラの品種改良に貢献したバラ
- 作出国:アメリカ
- 作出年:1930年
- 作出者:Sumerset Rose Nursery(サマセットローズ植物園)で発見
- 系統:[LCl] ラージ・フラワード・クライマー
- 交配親:Dr. W. Van. Fleet の枝変わり
- 咲き方:繰り返し咲き
- 花形:丸弁平咲き
- 花径:中輪(8cm・26~40枚)
- 香り:中香
- 樹形:つる性
- 樹高:300cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2015年5月
少しの日陰でも力強く生長するバラ
バラ園の風景:旧古河庭園のバラ
園芸メモ・バラの栽培用語:摘心⇒新しい梢を適当な部分で摘み取り、分枝を促すこと。(摘芯・ピンチ・切り戻し)