ジーンブーナー バラ-花つきもよく株立ちも整った名花-イパネマおやじ
ジーン ブーナー (Gene Boerner) は、少し濃いめのピンク色で整った剣弁高芯咲きの花形になるのは、フロリバンダ系統のバラとしては、希少ともいえます。作出された1960年代は、非常に珍しい存在でした。現代は品種改良も進歩して他にも同様のバラが作出されています。
濃いピンク色で剣弁高芯咲きのバラ
- 1~数輪の房咲きになり、花つき花もちがよいバラ。
- ジーン ブーナーのように整形花を咲かせるのは、フロリバンダの中では珍しい存在です。
- フロリバンダ種の父といわれた育種家バーナー氏晩年の傑作品種といわれ、花名にバーナー氏の名前が冠されている。
- 花つきがよく、花枝が長いので切り花用に適しているバラ。
- トゲが少ないので扱いやすいバラです。春から晩秋までシーズンを通して咲き続けるバラ。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病に対して普通。月間3回以上の定期的な薬剤散布をすれば、病害の発生は少ない。
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直立性の樹形でコンパクトにまとまる
- 作出国:アメリカ
- 作出年:1968年
- 作出者:Eugene S. “Gene” Boerner
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:Ginger × (Ma Perkins × Garnette Supreme)
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:中輪(7cm・花弁数30~35枚)
- 香り:微香
- 樹形:半直立性
- 樹高:120cm
- 撮影:神代植物公園 2014年10月
フロリバンダ系の父といわれた育種家ブーナ氏の傑作品種
バラ園の風景:春の谷津バラ園
園芸メモ・栽培用語:桐生砂(きりゅうずな)⇒群馬県桐生市付近で産出される砂で、用土に利用される。赤サビ色をした火山砂礫の一種で、多くの鉄分を含んでいる。硬くて崩れにくく多孔質で、通気性に優れ保水性があるので、東洋ランや山野草の栽培に適しています。