サンショウバラ バラ-薄いピンク色の一重咲きの原種-イパネマおやじ

サンショウバラ (Rosa hirtula) は、富士山~箱根地域に自生している原種のバラです。小さな葉が山椒に似ているので、サンショウバラの和名がついています。原名は、ロサ ロックスブルギー ヒルツラ (Rosa roxburghhii hirtula) です。

サンショウバラは原種です

苗から植えつけて、開花まで数年を要する

  • 別名は「ハコネバラ(箱根薔薇)」と呼ばれる。
  • 早咲きで、前年枝から短い花枝を伸ばして開花する。
  • 1輪咲きで、枝はシュートの発生が少なく木質化する。
  • 若木の時期は徒長枝が多いが、経年とともに短い枝が増えて、花つきがよくなる。
  • 耐病性は、バラとしては非常に珍しく病害虫の被害がありません。

段落の仕切りライン大

※ バラの手入れや病害虫の対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

半八重咲き

広いスペースを要するので庭木として楽しむというバラですね

枝は木質化する

葉は、先端に子葉がついている奇数羽状複葉で9~19枚です

一季咲きのバラ

花弁数5枚前後の美しい1日花です

  • 品種名:サンショウバラ Rosa  (roxburghii)  hirtula
  • 作出国:日本
  • 作出年:不詳
  • 作出者:不詳
  • 系統:[Sp] 原種
  • 交配親:
  • 咲き方:一季咲き
  • 花形:半八重咲き
  • 花径:中輪(8cm・花弁数・4~8枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:自立開帳
  • 樹高:300cm
  • 撮影:花菜ガーデン 2017年5月

耐病性が非常に優れているので育てやすい

バラ園の風景:湘南近くのバラ園にて

花菜ガーデンの園内風景

園芸メモ・バラの栽培用語:絞り⇒花弁の花色の中に、異なる色が縦に入り込むこと。

段落の仕切りライン大