スイートアフトン バラ-半直立で樹勢が強く高性になる-イパネマおやじ

スイートアフトン (Sweet Afton) は、淡いピンク色の丸弁高芯咲きで数輪の房咲きになり、花つきのよい品種です。

スイート アフトンはHT種のバラ

ダマスク系の強い芳香がある

  • 1~5輪の房咲きになり、花つきがよいバラ。
  • 弁質が優れていて、雨などによる傷みは少ないが花もちは中程度。
  • 強健で真っ直ぐに伸長するとともに、横張り気味になる。
  • 1本のシュートから多くの枝が出て混み合う場合は、切り取ってシンプルな株立ちに整理します。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回以上の薬剤散布が必要です。

段落の仕切りライン大

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枝は細いが堅い株立ち

丸弁高芯咲きの花形

春の開花が始まったら終りかけの花弁は早めに切り取りましょう。そうすると、次の芽が早く出ます

樹勢が強く株高になる

丸弁高芯咲きの花弁は秋になると抱え咲きになり、更に美しさが増します

耐寒・耐暑性に優れている

耐寒・耐暑性は優れているが耐病性は普通

  • 品種名:スイート アフトン Sweet Afton
  • 作出国:アメリカ
  • 作出年:1964年
  • 作出者:David L. Armstrong
  • 系統:[HT] ハイブリッドティー
  • 交配親:(Charlotte Armstrong × Signora) × (Alice Stem × Ondine)
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:丸弁高芯咲き
  • 花径:大輪(10cm・花弁数・17~25枚)
  • 香り:強香(ダマスク香)
  • 樹形:半直立性
  • 樹高:170cm
  • 撮影:花菜ガーデン 2017年5月

四季咲き性が強く秋には抱え咲きになって咲く

バラ園の風景:夏の花菜ガーデン

花菜ガーデンの風景

園芸メモ・バラの栽培用語:ステム⇒主幹となる枝から伸びて、花を付ける枝のこと。ステムが短いと、主幹と花との距離が短くなり、「花の咲いた枝」として一体感が出るので、アーチなど小型の仕立てにはステムが短い品種が適しています。ステムが長い品種は、壁面やパーゴラなど広くて大きな仕立てにすると、花が主幹から離れていても違和感が少ない。

段落の仕切りライン大