エンジェルフェイス バラ-早咲き性で次々と開花する-イパネマおやじ

エンジェルフェイス (Angel Face) は、少し赤みが入った紫色の八重咲き品種です。花名のとおり、エンジェルのような可愛く高貴なイメージの花形でブルー系の芳香があります。

ラベンダー色の丸弁八重咲きのバラ

生育が旺盛で丈夫な株になります

  • 数輪の房咲きになり、花つきはよいが花もちはよくない。
  • 丸弁八重咲きの花弁は、全体に波打つように開きます。
  • トゲの少ない枝振りで、スラリと伸びるて葉とともに少し赤みがかる。
  • ラベンダー色の花色は温度が低いほど鮮明になります。
  • ラベンダー系特有の、夏の高温期の落葉現象には要注意です。
  • 耐病性は、うどんこ病に弱い。黒星病には普通。特にうどんこ病対策の薬剤散布は必要です。

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花弁の全体が大きく波打つ

枝数が少なく花つきガ少ないのが難点ですが家庭用であれば充分楽しめます

ブルー系の強香があるバラ

数輪の房咲きになり、花つきはよい

トゲが少なく枝は繊細で素直に伸長する

段落のライン苗色大

樹高が低くコンパクトな樹形で鉢栽培に適する

  • 品種名:エンジェルフェイス Angel Face
  • 作出国:アメリカ
  • 作出年:1968年
  • 作出者:Swim & Weeks
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配親:(Circus × Lavender Pinocchio) × Stering Silver
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:丸弁八重咲き
  • 花径:中大輪(9cm・花弁数26~40枚)
  • 香り:強香(フルーティー香)
  • 樹形:半横張り性
  • 樹高:100cm
  • 撮影:花菜ガーデン 2017年5月

紫系バラの特性で黒星病には注意が必要

バラ園の風景:春の花菜ガーデン

春の花菜ガーデンの風景

園芸メモ・バラの栽培用語:石灰⇒強いアルカリ性質で、酸性土壌を中和するのに用いる。カルシウム分の補充にもなる。園芸用には、主に消石灰(しょうせっかい)や苦土石灰(くどせっかい)を用いる。

段落のライン苗色大